Dr.1704 同級生の訃報(8月23日)
同じ年齢で、同時期に同じ地域で校長をつとめ、同じ年に退職した同級生が亡くなったという報せが届いた。退職後は会っていないが、退職前は互いに退職後の夢を語った仲だ。
病気が急激に悪化したということだが、他人事ではない。改めて人の一生は分からないという思いを強くした。平均寿命や健康寿命はあるが、それはあくまでも統計上の平均であって、それよりも長く生きる人もあるということは、それまでになくなる人もあるということで、自分の寿命がいつ果てるのかは予測できない。
予測はできないが、いつか命が尽きるのは確かであって、平均寿命を超えればある程度の覚悟はできるだろうが(経験はないので想像ですが)、問題はそれまでに最期がやってくる場合だ。
日々の生活にアタフタ&バタバタしていて、なかなかゆっくりは考えられないが、今回のように同じ年齢の人が亡くなると、自分の死(ということは同時に生)について考えずにはいられない。
焦ったからと言ってどうなるわけではないが、基本は一日一日を楽しく充実して過ごすことだ。自他を自分らしく元気づけて行きたい。それが自分の存在意義だと思っている。
☆一日を機嫌よく終えて、家でいっぱい。その幸せに感謝しながら、できるだけ続けて行きたい。同級生のご冥福をお祈りしながら、そんなことを考えた。

Dr.1703 いつもの贈り物(8月22日)
奥さんの友達(家族付き合いしています)から、毎年この時期に届く岡山産のブドウが届いた。普段はそんなに連絡は取らないが(ドクターは)、ずっと私たちのことを覚えていてくれて、好意を届けてくれるというのは嬉しい。
人生の一時期に接触があって、その後は別々で暮しても、思いとしては繋がっていて、折に触れて連絡をとったり出会ったりする。こういう自分と相性が合って、ご縁がある人の存在はありがたい。
人間はやはり社会的動物だからだろうか、ずっと一人というのはさびしすぎる。日常的には、物理的には一人の時間が多いとはしても、時々に顔見知りの人と声を掛け合う、こうしたつながりが大事だと思う。
とはいえ、つながる人はどんどん増えるわけでもないし、ある程度のつながりのある人の数はそう多くはならない。だから、今つながりのある人を大事にして行きたい。皆さんのお陰で、今の自分が何とか保っていられます。お互い、このつながりを大事にして行きたいですね。
☆つながりの村の人達と水利点検


Dr.1702 こつこつ活動(8月21日)
出身小学校の150周年記念事業の一つで、小学校の講堂(体育館)で出し物があって、見に行った。熱い中ではあったが、小学生全員による校歌の合唱などもあり、熱いステージだった。
出演者の中に、沖縄の歌と踊りと演奏をするグループがあり、子どもから大人まで、男性から女性まで意欲的な表現で魅せられた。
帰りに、その代表の方から「以前に(村祭りのステージで)お世話になりました」と声をかけてもらった。こちらこそ、村の祭り担当として、出演者を誰にするか困っている時に助けてもらった。「あれから、団員も増えてますね」と返したが、本当に地道な(舞台や衣装は派手ですが)活動をこつこつと続けられている姿には頭が下がる。
代表をはじめ古くからのメンバーのお人柄が良いので、長く続き、若者や女性も含めて多くの方が参加されているのだと思う。もちろん、沖縄民謡の魅力はあると思うが、やはり長年持続、発展させるには、中心になる人の熱意とお人柄だと思う。これからも活動が続きますように。
☆長く続いている沖縄民謡グループの舞台

Dr.1701 持っている人(8月20日)
子どものオセロ大会を見に行った。予選や決勝があって、子どもたちは何度も対戦していた。ドクターが覗いた時の試合では、時間制限(15分)があって、係が秒読みをはじめ、「4・3・2・1・0」と言った瞬間、カードを置いたら、一つが裏返って、合計「1枚」差で勝った小学生がいた。
その最後にカードを置いた小学生、実力は相手とごぶごぶだったと思うけど、時間にせかされてたまたま置いたカードが一枚勝ちに繋がった。この子は他でも、こういう切羽詰まった時に強いのではないかと思う。
持っていたからと言って、全てがうまく行くわけではないが、今後彼の持っている力を活かして活躍して行ってほしい。
持っている人は持っている人なりに、持たない人は持たない人なりに、自分の人生を歩んで行ってほしい。要は自分らしく幸せにだと思う。
☆子どもオセロ大会のようす。写真に写っている人と文章の人物とは関係ありません。

Dr.1700 気持ちは伝わる(8月19日)
ALT(外国語指導助手)の皆さんに、日本文化等についてのお話をした。大きな場ではなく、5名ほどを部屋で、昔つくったパワポ『日本人はなぜシャイ(はずかしがり)なのか』を使って、下手な英語を交えながら行った。
日本にやって来たばかりのALTに歓迎の気持ちを伝えたいというのが一番だ。何もネタがないのも何だと思って、かつてつくった写真の多いパワポを使って話題にした。
プレゼンの中身はともかく、心の距離が近づいた感じはした。彼ら彼女らも笑顔だったし、打ち解け感はあった。コミュニケーションは言葉だけでとるのではない。相性も含めて、どれだけ心を開けるかで、日本人の場合とも同じような感覚があった。
これからも、こちらの心を開いて、心のコミュニケーション・意思疎通を進めて行きたい。合わない人は一定数いるものなので、そちらとは無理に意思疎通するのではなく必要最小限であるのも仕方ない。
基本はできるだけ多くのご縁のある方と関り、思いをキャッチボールしながらボチボチ楽しくいければなと思います。
