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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1851 忙か閑か(1月27日)

 ここ何週間も軽トラを動かしていないことに気が付いた。ということは、農作業なり村での行動をしていないということだ。寒い時期なので、農作業は閑散期だが、軽トラを動かす暇もなく家を出ているというところが、今回の問題意識だ。

 家を出ているということは、平日休日ともに行くところがある、用がある、するべきことがあるということになる。前から気付いていることに、自分は閑だと碌なことを考えないので、「小人閑居して不善をなす」の言葉通り、閑を避けるのが良い。

 そう思って、平日休日ともにやることがある今の状態をある面では喜んでいるのだが、こう何週間も続くと、さすがに閑も欲しいなと思ってしまう。だからと言って、これが閑ばかりだときっと参ってしまうのは目に見えている。人間無い物ねだりと言うのか、どこまでも欲が深い。

 暇を持て余すのは分かっているので、現状のやるべきことが一杯ある状態は、ドクターにとっては望ましいはずだ。そのことが分かっていながら、ちょっと忙しすぎると、時にはひまが欲しい等と愚痴を言う。なんと厚顔な事か。

 ここまで分かっているなら、愚痴など言わずに、やるべきことがある状態に感謝して、粛々と行くべき所へ行って行って、やるべきことをやったらいい。そうですよね。ここでこの状態を再確認して、バタバタ人生、バタバタ週末、今日も頑張りたいと思います(ここでの頑張るは、頑張り過ぎずに楽しんでできる範囲で自分らしくという意味ですけど)。

 ☆バタバタしてる間に見つけた雪の被った山。きれいです。今日もボチボチ、バタバタやって、一杯までたどり着きたいと思います。

Dr.1850 ぼちぼち行きましょう(1月26日)

 「不安症」対策の本のネタはこれまで書いたぐらいなものなので、今回はドクターがいつも使っている『ボチボチ行きましょう』について、自分で解説します。

 仕事上では、「直ぐにやらない」「遅い」はよくないと言われますが、生き方上は、「そんなに急いで何処へ行く」「何事もあせらずボチボチ行く」ぐらいでちょうど良いのではないでしょうか。

 「急ぎ」は「あせり」に通じるし、急いで焦って何がしたいのでしょう。早く生きて、早く死にたい訳ではないでしょう。人生を楽々と生きる「さとり」に早く達すれば、後は楽なようにも思いますが、どう考えても早く早くと急いで生きる生き方は、悠々自適、明るく陽気にと相反するように思います。

 入試や仕事の成果を出す経験から、若い頃から染みついた、「早く」「成果を出す」「がんばる」生き方は、人生の後半には合わないように思います。「がんばればなんとかなる」というより、「生かされている自分」「流れとご縁で人生は動いていく」「自分の思い(願望)は持っても良いけど、それにとらわれているとしんどい」というようなことを、いろいろな人生経験の中から学んできたように思います。

 ここまで人生を歩んでこれた「感謝」と、感謝に応える「貢献」は忘れてはいけないと思っていますけど、これにしても無理なく自然な形で心の底から湧いてくる感じがいいですね。

 あれやこれやを総合して表したのが「ぼちぼち行きましょう」です。ぼちぼち流れに従い、自分の役割(生きる道)をたんたんと、でも陽気に歩んで行く、結局これまでからドクターが何度かお伝えしている生き方になって行きます。

 これからも、新たな知見は取り入れながら、「ボチボチ行きましょう」生き方を検証しながら、自分に合った、私たちに合った、生き易い生き方を探っていきたいと思います。もしよろしければお付き合いお願いします。

 ☆雪景色の中の高城山でも見ながら、ボチボチ行きましょう。自分の生き方を楽にする言葉を大事にいきましょう。ドクターの場合は、「まあいいいか」「陽気に」「とらわれない」って感じです。

Dr.1849 ようこそ不安さん(1月25日)

 気合を入れた不安症対策ではなく、無理なくできる生き方を考えているが、不安を全く感じないように、少しでも不安が来たら直ぐに追い出す、別のことをするというのもせわしく、長続きしない。それよりは「ようこそ不安さん」ということで、やってきた不安にご挨拶をして、しばらくは不安さんと一緒に暮らす。

 どうせ人間は本質的に不安を感じやすいのだから、不安感が来たら「またいつものあれか」と落ち着いて、無理になくそうとしない、原因を追究しないで、いつものしなければならないことをたんたんとやっていく、そのうち不安さんは小さくなるだろうし、ならなくても慌てないで又たんたんと生きて行く、こんな感じでしょうか。

 この「ようこそ、〇〇さん」なかなかいいですね。老化やいつものよくない癖(不安症や貧乏性、浪費癖、支配欲…など人によって違うと思いますけど、ここに書いたのみんなドクターにあるということではないですよ、あれっ、これは「人に良く見られたい」っていうドクターにある栄誉欲でしょうか)がでてきたら、追い出そうとそれにこだわるのではなく、「まあいいか」と受け止めて、ぼちぼちいつもの暮らしを続けていく、こういう生き方に力をくれるやり方だと思います。

 「ようこそ心配性さん、ようこそ不安癖さん、ようこそ老化さん」これが言えれば、恐いものなしですね。これでもうこれからの人生、安心して生きていけるって感じですけど、又この良い学びを忘れたらどうしましょう。そういう時は、また「ようこそ忘れ癖さん」でいけばいいですかね。

 ☆「ようこそ雪景色さん」、こんな感じで何でも来いって感じで行きますか。

Dr.1848 これ厳しいわ(1月24日)

 心配・不安への対処方法シリーズやってますけど、これまでは本にも書いてあるし、ドクターも以前から言ってたし、ということで自分に(多分このブログ見てる人なら同感してもらえると思うので私達に)合ったのを紹介してましたけど、今回は本には書いてあるけど、又他の場で聞いたけど、このやり方はちょっと厳しいわ(やりたくないわ)というのを挙げてみます。

 一つは、不安の種から逃げないで、却って寄っていくというやり方。勇気を持ってこちらから近づいてみると思ったほどではないことが分かったり、段々慣れてくるというやつです。逃げてばかりいると、妄想も含めてそのマイナスのイメージがどんどん膨らんで行って、実態以上に怖い存在になるというんです。

 言われてることは分かるけど、だからといって敢えて不安の材料に無理とに近づくというのは、これなかなか厳しいわです。そこまでして不安克服しても、それだと不安克服のための人生みたいで、何だかなっていう感じで、自分にはあんまり勧められません。

 もう一つは、チェンジが大事と言うやつです。何事も勇気を持って変えてみる、考え方、やり方をこれまでのやつにとらわれず、未来に向かってどんどん変えていくというのです。これも勇ましくって、冒険教育をやって来たモノとして、大きな声では反論できませんけど、なかなか直ぐにはやる気になれません。

 これら無理を伴うやつは、どうも自分にはむいてないような気がします。こうしたチャレンジが性に合っているという人はどんどんやられればいいと思うし、それにとやかく言うつもりありませんけど、ドクターたち穏健派には合わないような気がします。

 ただ、ドクター人生も振り返ると、かなりチャレンジだったなと言うこともありますけど、それはその時の流れとご縁でそうなったので、自分から無理とに向かって行ったというのではないような気がしています。こういう流れでやってくる試練は、大きな意思に従って受け入れて前へ進もうという気持ちはありますが、敢えて自分からどんどんチャレンジ、変化を求めるというのは少し違うような気がします。いつまで続くか分からない人生、与えられた生を陽気に朗らかに明るく生きて行きたい、勿論自他に貢献しながらですけど。そんな緩やかなぼちぼち人向きの人生観。こんなんどうでしょう。積極派の人には甘いと言われそうですけど。

 ☆穏やかな美しい景色です。きょうも「まあいいか」もふくめて、ボチボチ行きましょう。

Dr.1847 過去を振り返る(1月23日)

 不安症対策今日の学びは、「過去を振り返る」「楽しかったことを思い出す」だ。これも一般的には、「過去の成功体験ばかりに浸っていず、前(未来)を向いて進め」と言われることの逆の提案だ。

 不安症は特に未来のことが心配になる。そのことばかり考えて心身ともに疲労する時間を減らすためにも、過去の特に楽しかったことを振り返るということらしい。

 過去にとらわれていないで未来を考えないと生産的でないと言われるが、人生を生産性で考える問題点は自分自身でも気づいていた。たかが人生、生産性生産性といったところでたかが知れているし、生産性生産性と言って生産性があがるならまだしも、そんなことはないのだから。

 さらには生産性の高い(例えばよく稼いだ)人生だとしても、終わる時には裸で終わる。そんなことよりも、楽しかったかどうか、満足かどうか(ドクターの場合は満足の中には人に喜んでもらえたかどうかが入りますけど)がより重要だと思う。

 そこで、手始めに「この一週間で楽しかったこと」を考えて見たのだが、「身体を動かして美味しい一杯を頂いた」ことが一番思い出される。それなりにプチ幸せ(いろんな場所で「オー」挨拶をするとか)はあるけど、そんなにごっつい幸せは思いつかない。

 でもこんなプチ幸せが感じられる日々、当たり前の日々が送れていることが一番の幸せなんだろうとは気づきつつあります。皆様ご一緒に、日常のプチ幸せに思いを馳せながらぼちぼちいきましょう。

 ☆日常の朝の景色。見慣れた景色ですけど、改めてみると結構きれいですよ。

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