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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1321 独居(7月18日)

 妻が旅行に行ったので、家で独りを経験した。自分の他に誰もいない、本当に一人で一晩過ごすというのはほとんど経験がないように思う。

 晩御飯はほか弁屋さんで買ってきて、一杯飲んだらすぐ寝るので、独りを感じる時間は少ないはずだが、それでも折に触れて寂しさを感じた。万が一にも最晩年にこんな生活になったら、とてもやってはいけないだろうとも感じた。

 夜中には昼間の共同作業が響いたのか両足がつって大変だった。痛いは歩けないは、その上トイレがしたくなるはで、誰にも助けを求められないし、この先どうなるのだろうと不安になった。幸い何分後かにトイレまで行けて、その後は痛みに襲われることなく眠れたので助かったのだが。

 人間は一人で生まれて来て、1人で逝くものなので、独りには耐性もあるはずだが、物心ついた時から誰かと一緒に暮らしているから、さらにはドクターは寂しがりのようなので、独りの時間は結構きつかった。

 そうは言っても、もし万が一独りになったら生きて行かなければならないのだから、慣れるのも必要だとは思うがなかなか厳しい。

 元気なようで、足つりからも分かるように、年相応に弱っては来ているので、自分が一人で残るというのは可能性としてはあまり無いようには思うが、それでも人生何が起こるか分からないので、どうなることかしらん。

 人と関われることの有難さを知る機会にはなった独居一晩、今後人との関りを大事にしながらボツボツ行きたい。

 ☆一人農作業(草刈り)をしながら、夜も一人の独り居を体験したドクター。やっぱり独りは寂しいですね。

Dr.1320 定めに従おう(7月16日)

 管理職を目指す先生方の集まりがあり、あいさつをさせて頂いた。管理職になるかどうかも含めて、人生は自分の意思だけでは決まらない、自分の思いを超えた大きな力(それを運命と言うのか、ご縁と言うのか、定めと言うのかは別として)に従って、その流れの中で自分の出来ることを精一杯やるだけです、といったいつもの考えをお話しさせてもらった。

 どこに生まれるか、どんな環境で生まれるか、自分では決められない。生まれた後は自分の意思も入れられるようにも思うが、自分の意思と思っているものの中にも大きな流れと言うのか、自分を超えた大きな力が働いているように思う。

 自分で決めたか、定めに従って決めたか、そこにこだわるより、今が幸せか、今が充実しているか、面白いか、満足か、そんなことが大事だと思う。

 大きな選択は大きな流れに任せて、信頼して、自分で決めることを大事にしながら、今日一日、只今の時間を夢中で生きよう。

 いろいろ周囲の声は気になるけど、それはそれとして、面白く行きましょう。どうせ人生死ぬまでの暇つぶし、そんな考えもあるぐらいですから、そんなに大そうに考えずに行きましょう。

 ☆いろんな教育施設を見て回る役、私でいいのかという不安はありますが、与えられた役は与えられてる間夢中で楽しくやらせて頂きます。

Dr.1319 定年後の充実(7月15日)

 夜の会合で、60歳で定年後65歳の今まで農作業を中心に充実した生活が出来ていると話す人に出会った。その男性は後15年はいけるとも話されていた。

 その方の話には、ちらほらとプラス思考と言うのか前向きな話が出て来る。過疎化とか言っているが、顔見知りと少人数で生きているのは悪いことではないとか。

 こんな生き方もあるのかと心を打たれた。要は考え方にあるということを改めて、思い起こされた。この人のような前向きな考え方、生まれつきなのかどうかは分からないが、いやいやいろんな努力や経験を積まれて行きつかれた境地のような気もする。

 前向きに前向きにと唱えるだけでは簡単にはたどり着けないように思われるが、要は自分が楽になる考え方が身に付けばいいのだ。自分が楽になる考え方や生き方、そして一緒に周りの人も笑顔にする生き方、奥は深いけど、いろんな人を参考に探っていきたい。

 ☆気が付いたらまた週末に来ています。金曜日しっかりつとめて、週末も機嫌よく行けますように。誰に頼んどるんでしょうか。誰かをすがって良いと思いますけど。

 

Dr.1318 自信喪失(7月14日)

 上手く行かなくても何とか持ちこたえる力が重要とか何とか言っておきながら、ドクター自身はよく自信をなくす。自己嫌悪まではいかなくて、自分は好きだが、何であんなこと言うたんやろ、あんな風にとられるとは思わんかったなとか何とか反省して、元気を無くすことがよくある。

 理屈としては、元気を無くしていても事態が好転するわけではないので、また切り替えてというのかそんなに簡単に切り替わらないとは思うけど、次に進んで行くしかない。

 自分の性格や行動パターンはそう簡単には変わらないので、また、それを結構評価してくれる人もいるので、基本は変わらないとしても、少しは生き易く、反省が少なくて済む方向に改善しては行きたいとは思う。

 後は流れに任すしかない。腹をくくって、流れを信頼して、前へ進んで行きます。これ自分に言い聞かせてますけど、自信を無くしやすい人、生きづらい人、ご一緒に楽に生きられる生き方考え方探って行きましょう。

 ☆昨日見せていただいた小中一貫校の統合して閉校した学校の展示。過去も大事です。

Dr.1317 ネガティブ・ケイパビリティ(7月13日)

 ネガティブ・ケイパビリティというどうにも答えの出ない事態に耐える能力という概念を教えてもらった。

 答えが出なくても耐えたり、はぐらかしたり、何とかして持ちこたえていくと、そのうち落ち着くところに落ち着いて事態が何とかなっていく。決して積極的な解決策・対処法でなく一見消極的ともとらえられる対処法だが、現実の世界では、がんばれば何でもか思い通り解決していくということはまずないので、この力と言うのか対処法と言うのか生き方は必要な考え方だと思う。

 ドクターのずっと言っている、「何とかなる」に近いかもしれない。

 人生は夢や希望を持って生きろというのとも似ていて、それはそうだがそういう生き方が出来る人ばかりではない。だとすれば、夢や希望は無くても何とか生きて行く、課題やしんどさは一杯あっても何とか生きて行く、その日の終わりの一杯を楽しみに何とか生きて行く、こういう生き方と言うのか時間の過ごし方があっても良い。というのか、きれいごとだけではなく生きて行かなければならない。

 とすれば、何とか生を止めない生き方・考え方・対処法・力を持ちましょう。そのため、自分流の生き方楽思考が必要で、ドクターはこのところ「流れで生きる」生き方を推奨しているが、それに加えて今回のネガティブ・ケイパビリティだ。何でもいいから一つでも多く、自分の生を止めない、生き易くなる考え方を拾い集めて行きましょう。

 ☆ネガティブでも何でも、自分を楽にする考え方・哲学を見つけて行きましょう。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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