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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1774 監督の涙(11月6日)

 丹波篠山市で兵庫県の高校駅伝大会があった。昨年度男女とも優勝した西脇工業高校の監督とは顔見知りで閉会式前にお出会いしたが、今回は男子が三位、女子が二位で悔しんでおられるだろうと思い「どう言葉をかけていいか分かりません」と言ったら、いつもの表情で「こんなこともありますから」と飄々と答えられ、悔しい結果にも落ち込まず前を向いておられる逞しさに感心した。

 それから閉会式があって、優勝や入賞の学校に賞状や旗やメダルが贈られるのを壇上で見守ったが(区間賞の選手にトロフィーを渡す役があったので)、壇上への出入りの際、西脇工業の生徒さんは男女とも壇上の国旗や大会旗にきちんとした礼をした。礼をしない学校もある中、その礼儀正しさが一際印象に残った。

 式終了後にも監督に出会ったので、「西脇工業高校の選手は壇上で入りでどこよりもきちんとした礼をされていました」と伝えたら、嬉しそうな顔をされながらもその目には涙が浮かんでいた。その涙に気が付いて、口では「こんなこともありますよ」と言いながらも、胸中には深い思いがしたためられている監督の気持ちを見落としていた自分自身の不明をわびた。

 こうした深い思いと、それを胸中に秘めた明るい元気さが、県や全国に通じる選手を育てるのだろう。ドクターも表面的な明るさには共通する部分があっても、胸中の深さの差を感じた監督の涙でした。

 ☆兵庫県高校駅伝大会閉会式最後の礼。皆様お疲れさまでした。悔しさも含めて、この大会での学びを人生に生かしてください。

Dr.1773 予測違い(11月5日)

 何事も実際にやってみると、事前に想像や予測していたのと違うということはある。今回は、飲み会場所まで歩いていくと、事前の予測とはだいぶ違う時間が掛ってしまったという話。

 いつもは、飲み会場所までは奥様に送ってもらうか、車で行って一晩車をそこに泊めて翌朝取りに行くみたいなことが多いが、今回は奥様が留守、飲み会場所が近い(と思っていた)、時間が多少ある、といったような条件が重なって、歩いていくことにした。

 30分ほどの歩きで、田舎道なので、ゆっくり秋の風情を楽しみながら行けば、飲み会前の腹減らしにもなっていいと考えていた。

 実際に歩き始めると、早い夕暮れで辺りは薄暗く景色もろくに見えず、普段車では近く思っていた場所が歩いていくと想定以上に時間が掛ることが分かってきた(到着したのは出発から50分以上かかっていました)。開始時間に遅れてはいけないと思い、焦るは、汗は出るは、まだまだ目的地は遠いはで、ハラハラ汗だくの時間が過ぎて行った。

 想定していた、ゆっくり秋の風情を味わう散歩とは全く違ったし、実際の会場(お店)も想定していたよりも遠くにあった。やっと灯りが灯っている場所、人がいる場所が見えたと思ったら、別の施設であったりして、最後は気力もつき欠けるほどだった。結果的には何とか辿り着き、帰りは飲まないメンバーに送っていただき何とかなったが、事前の想定と実際にやってみるのとは大違いと言う教訓を強烈に学んだ。

 ☆こんな景色の中をゆっくり歩くのを想定していたが、実際には薄暗い田舎道を脂汗を書きながら急いだ。何事も想定と実際は違う。やってみないと分からない。でも最後はなるようにはなる。いろんな教訓を学べた飲み会でした。誘っていただきありがとうございました。

Dr.1772 改善(11月4日)

 何事も良い方向に変えていく「改善」に取り組む個人や団体に敬意を表したい。昨日も「子どもや地域の人の居場所つくり」を進める城南地区のアグリステーション丹波ささやまのリニューアルオープンセレモニーがあった。

 このアグリステーションも数年前から活動を続けられていたが、この度日本財団の基金を活用して、施設の改修や運営の充実などに取り組む改善をされた。

 改善は言うのは安いが、実際にはそう簡単には行かない。人生の生き方も改善して、より生き易くなればと思うが、これも簡単ではない。下手をすると、以前はも少し元気があったが、今はしんどそうということになりかねない。

 それでもこれまでの経験や、他の生き方ややり方を参考に、自分にあったモノ、よりよくなるようなものは取り入れて行きたい。今回のアグリステーションの改善のように。

 ところで、ここでいつも良く出会う「ネコ」に出会った。今回はいつもの雌猫「ササヤマメリー」ではなく、雄ネコ「ミズちゃん」だという。いろんなタイプのネコがいることは改善だろう。

 このような改善例を見ていると、ドクターも改善しなければと思うが、これが一向に進まない。少なくとも生き方や考え方は改善して、よりお気楽上機嫌に生きたいと思うが、今のところこれまで通りそれも流れやご縁任せという感じ。流れやご縁を信頼して安心して生きる、この強度を増すのも改善かな。

 ☆アグリステーション丹波ささやまのリニューアルオープンセレモニーで「ミズちゃん」と。

Dr.1771 バタバタ(11月3日)

 いろんな行事や来年度に向けた話し合いやら突然の来訪やら何やかやでバタバタしている。あっと言う間に一日(感覚としては1日以上)が過ぎる。

 一つ一つの出来事で十分ブログが書けるほどの内容はあるのだが、文章を書く時間が取れなくてネタと写真ばかりが溜まっていく(もう一つのブログのことです)。

 ネタと言うのか、その行事で気付いたことや感じたことはできるだけ早く文字に起こさないと忘れてしまったり、感覚が遠ざかったりして勿体ない。

 このドクターの忘却頭、嫌なことも遠ざかって行くので「忘却力」と名付けても良いとも思うが、片やいい思い出や嬉しい感覚まで遠ざかって行くのは寂しい。ここでも「二つ良いコトさて無いものよ」という河合隼雄先生の言葉を思い出す。

 忘却癖のついた頭では、どちらが良いか考えて選ぶという選択肢はない。現状のプラス面を活かし、マイナスを出来るだけ少なくする方策を考えるというのは、政策面と同じく日常生活でも生きて来る。

 皆さま、自分の良い面を活かし、足りない部分を出来るだけ補うということで、今日も一日何とか乗り越えましょう。なるようにしかならないし、なるようにはなるものです。

 ☆バタバタ行事の合間に給食試食会。バタバタできる環境と美味しい食材に感謝。いただきます。ありがとうございます。

Dr.1770 元人気ブロガー(11月2日)

 これまで何が書かれているか怖くてできなかったが、今回勇気を出してスマホで自分の名前を検索してみた。いろんな画面が出て来るが、「元人気ブロガー〇〇に」というのが結構あった。

 ドクターの生涯を振り返ると、「元人気ブロガー」というのが、自分がやって来たことの中心てーまとなるのだろうか。自分では兎も角、世間的にはそこを評価と言うのか、そこがドクターらしいとおもうところなのだということが分かった。

 たくさんのブログを書いている、書いてきたと言う思いはあるが、自分の生涯の実績(というほどのものではありませんが)の中核に「ブログ書き」というのが来るとはあんまり意識していなかった。

 それでも客観的に見ればそういうこともあるのだろう。何せブログはここ10年以上毎日のように書いている。今などは、このブログとお仕事用のブログと2つをあたふたと書いている。いつも同じようなことを書いているので恐縮なのだが、見てくださる方がおられ、時々見ていますよみたいな反応を頂くのは嬉しいし、励みになる。

 この先いつまで書かせてもらうのかは、流れとご縁次第だが、書く環境にある間は精一杯といってものらりくらりですけど、思いを書き綴っていきたい。今回それがドクターの中核であることに気付かせてもらったので猶更気合を入れて、といってもボチボチですけど、参考になるかどうかわかりませんけど、少なくとも自分の生きる励みにはなっているので、やって行きたいと思います。

 皆さま、ブログが終わりの日まではよろしくお願いいたします。今日も、ご縁でやって来た自分の役割を出来る範囲でぼちぼち全力でやって、一日の終わりの一杯楽しみに生きましょう(楽しみは人それぞれだと思いますけど)。

 ☆色づいてきた地元お寺のモミジ。季節も人生の移り変わりも早いものですね。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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