Dr2006 丹後変わってへんな(7月14日)
大学空手道部の昇段級査会とOB会総会に参加した。ドクターは審査員でも受験者(現役に交じって、60歳の後輩も受けていたが)でもなかったが、久しぶりに道着を着て、道場に立った。目の前で行われる、気合と共に繰り出される突きや蹴りを見ていると、50年近く前の練習風景が脳裏に蘇ってきた。
今は女性部員も含めて多くの部員がいるが、ドクターが主将だった頃には部員数が減り、一時は広い道場で一人で練習したこともあった。厳しい体質の部活で、新入生勧誘式で笑いをとって先輩から指導されたことなども思い出された。
いろんなことはあったが、今ではかけがえのない思い出。人生の中でも最も懐かしい時期の一つであることは間違いない。後輩たちにも「やめないで最後まで部活を続けてほしい」というメッセージを伝えた。
飲食もある別の会場で行われた総会では、先輩(ドクター1回生の時の4回生で最も怖かった人)から、「丹後はあの頃とちょっとも変わってへんな」という言葉をかけてもらった。厳しい練習と厳しい雰囲気のある部活の中でも、ヘラヘラはしているけれども主将としてきつい練習にも耐え、よく空手道部をつないでくれた」という賛辞と受け止め嬉しかった。
人の本質はそう変わらないから、自分の特質をつかみ、それを活かして人生を生きて行くように後輩たちにも話した。そういえば、自分達が現役だった頃も先輩たちが支援してくださったし、いろんな話をしてくださった。自分がその年になったということだ。世の中は続いていく。
当時のドクターのような、おもろい元気な後輩もいて、また次に会うのが楽しみだ。