Dr.971 地域の絆(5月31日)
この頃は平日フルタイム出勤で帰りも遅いので、地域の人と触れ合う時間が少なくなった。土日ぐらいだが、それとて自分の作業もあるので毎週地域の人と話すとはいかない。それでも地域の人とは小学校時代から何十年も付き合いという人も多く、その絆は安定している。相性やいろいろな関係もあり全ての人ととても仲良しというわけではないが、概ね居心地よくありがたい付き合いをさせて頂いている。先日も黒豆用の畑準備で畝立てというのをやろうとしたが、機械音痴のドクターはトラクターがうまく使えない。いつもは適当ですましているが、今回の畝立てではほとんど畝が立たず、軽く線が行くだけみたいな状態だった。このまま終えると後で鍬でさらいなおさなければならない。時間のある時は、体力維持も兼ねての農作業なのでそれもありかもしれないが、この頃では土日に作業を終わらせなければならないので、思案の挙句、村の先輩にアドバイスをお願いした。JA農機具センターに勤められていた先輩は、直ぐに来てくれ、直ぐに調整をしてくださった。これで見違えるように畝が立ちだした。しばらくして、様子を見に立ち戻って来てくれる地域の先輩の姿には感謝しかない。他にも何かにつけて相談にのってくださる長老たちもいらっしゃる。地域の絆の中で、その時々の置かれた状況の中で自分にできることを精一杯やって行きたいと改めて思った。
☆ドクターが自力でやっていた時のしょぼい畝立て、村の先輩に調整してもらった後の自分としては上出来の畝立て。筋が曲がっている程度などは気にならない。