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Dr.966 (再)ふたつよいことさてないものよ(5月23日)

臨床心理士の故河合隼雄さんの言葉「ふたつよいことさてないものよ」は、ドクターの大事にしている言葉の一つで、以前に一度(二度かも)どれかのブログで取り上げたことがある(ように思うのだが)。今回チルドレンズミュージアム20周年事業で隼雄さんの御長男河合俊雄氏と世界的に有名な指揮者の佐渡裕氏の対談に同席させてもらえるということで、改めてこの言葉を噛みしめている。流れで生きるドクターとしても、その流れが良いというのか自分の思い通りでない場合もある。そんな時でも自分の思いにとらわれず、流れでやることになったことは引き受けるようにしている。その結果悪いことも起こるが、そんな時にこの隼雄さんの言葉を思い出し、「世の中良いことばかりは続かないのが当たり前だし、悪いことばかりも続かないのでいつか良いこともやってくる。それに、悪いと思ったことも後々それが貴重な体験となったり、後の自分の生き方を深めることにもつながる(ことがあるので腐らない)」と思って深刻にならないように生きるようにしている。この頃では、流れ人生論が深まり(流れを信頼する気持ちが強まり)、流れでやる羽目になったことや引き受けることになった役割は、そもそもそれが自分の思いに合う合わないをあんまり気にせず引き受けるようにしている(ただし多忙になりすぎて役目が果たせない場合を除く)。さらにこの言葉の語尾「さてないものよ」も断定的でなく、親しみやすい呼びかけの雰囲気が気に入っている。人間の生き方に関するものは唯一絶対の真理というより、自分にあっているかどうかだと思うからだ。そんなことでこのブログなどでドクターがお勧めする「生き方」「考え方」もあくまで、ドクターの場合はこんなんでやっています、こんななんでやってきて良かったですという感じなので過信しないようにお願いします。過信されるほど立派な生き方してるわけでないので、こんな心配する必要など全然ないのにこんなことをお願いするとは、何ともお気楽なやつですね、やっぱ私。

 ☆人生「ふたつよいことさてないものよ」なので、良いことがあっても有頂天にならず、悪いことがあっても落ち込み過ぎないで、たんたんと流れでやることになったことをやっていこうと思っているドクター。結構流れ生き方気に入っています。

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