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Dr.85 君の気持ちはわかるけど(7月16日)

メキシコから三田西陵高校に去年の9月から来ていたウリセス君(通称ウリちゃん高校2年生)が帰国するというのでお別れ会に参加した。西陵高校のクラスメートや水泳部、先生方やホストファミリー関係者など多くの人が集まった中でウリちゃんは1時間余にわたって日本語で思いを語った。メキシコ時代のウリちゃんから日本留学を決めた理由、日本での思い出、帰国後の夢まで、西陵生とのパーフォーマンスも含めて構成も内容も大したものだった。スピーチの終わりの方で出席者一人一人に触れ、この人からはこういう言葉をこういう思い出とともに学んだということを順順に語っていった。この友達からは「暗記しなさい」という言葉を試験の思い出とともに、この先生からは「始めよか」という言葉を授業開始の言葉として学んだというような感じで紹介していった。前校長のドクターのところでは、「君の気持ちはわかるけど。(認められません、ごめんなさい)」という言葉を、冬のインフルエンザ流行期の学級閉鎖の思い出とともに語ってくれた。学級閉鎖という制度が理解できない(メキシコにはないのかもしれない)ウリちゃんは、自分のクラスは学級閉鎖だが自分は病気にかかっていないので学校に来たいと登校してきて校長に出会い、その時に私が「(学校に来たいという)君の気持ちは分かるけど、(君だけ登校を認めることはできないんだよ)ごめんな」と言ったということだ。その時のシーンは何となく覚えているが、その時自分がそういう言葉を言ったことは覚えていなかった。このエピソードから「言葉は思いとともに学ぶ」という貴重な学びと、「ドクターも時には(管理職として、生徒の気持ちを大事にしながらも病気拡大を止めるという目的は曲げられないと言う決断をするとは)大したものだ」といういつもの自画自賛を得た。後のパーティーも含めて参加してよかった。

☆お別れ会で熱い思いを語るウリちゃんとクラスメイトの西陵生。

 

☆会場の様子とご機嫌な二人。ホントに彼の勇気からは学ぶことが多い。ホストファミリのご家族からも。受け入れ団体のヒッポからも。

 

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