Dr.810 束の間の喜び(10月30日)
この間の人間ドック受診から始まる一連の騒動が、昨日の内科診療で一応の終止符を打った。レントゲンやCTに写っている肺の影は、今後数カ月ごとに検査をして様子を見ましょうということになり(今すぐ投薬するほど重症ではないということ)、高かった肝機能の数値は空腹時に高くなるものや筋トレ後に高くなる傾向のある数値で今のところは問題ないでしょうということになった。人間ドックE判定から昨日の結果が出るまでの間の心の動揺は、ドクターの気の小ささからくるものだろうが、余命の覚悟までするほど大層なものだった。それだけに昨日の診察結果は大きな喜びになった。このように多大なストレスを与える人間ドックは検査時の放射線被ばくの問題もあって、受けない方がよいという人もあるが、この日の喜びが本当に久しぶりの大きなものだっただけに、時々は人間ドックを受けるのも悪くないかもと思わされた。でもその後はいつもの日常が戻ってきて、流れで引き受ける厄介ごともあって、束の間の喜びで終わったのは残念だったが、これまでの人生経験からすると、喜びも心配も結構束の間って感じでやってくるものなので、まあこんなものかな。
☆たんば医療センターで視察を受け、「今のところ大丈夫」と聞き大喜びするドクター。でもその後いろいろ厄介なこともやってきて、喜びの感情は束の間で終わる。でもまあ、束の間でも喜べたことは良かったかな。