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Dr.323 深い話ができるセンス(4月13日)

 先日買った『絶望名言』には深い話がたくさん載っている。どれかを紹介したいと思っているが選ぶのに苦労するほどだ。要するに人間って、生きるってそう単純ではないということがいろんな人の名言を基に語られている。順風満帆思い通りの人生のように見てても実は成り行きでそうなってしまっただけ、しかも裏には人に言えない悩みを抱えているということは古今東西、著名人一般人、老人若者に限らずある。その深さに気付くのは人生経験にもよるがセンスにもよる。そんなセンスなどない方が良いという人もいるかもしれない。ない方が良いと言っても、持って生まれてしまった以上何とかしなけれ
ればならないし、使い方によってはそんなに悪いセンスでもない。S高校の冒険指導をしていてドクターが話の展開から持論である「にもかかわらず笑顔」が大事だよと言う話をしたとき、ある生徒は「それもわかりますが、友達が深刻な相談をしてきた時に笑顔でいるとその友達を傷つけてしまうこともあるから、いつも笑顔というのは悩みます」と言う。深い。この生徒は深い話が出来るセンスを持つ高校生だ。この生徒の人間的な深さを嬉しく思うのと同時に今後の彼の健やかな成長を願いながら、とりあえずドクターは「にもかかわらず笑顔だとは思うし、君の相手を思う気持ちがあれば君が深刻な話を聞いた時に笑顔でいても理解してくれるとは思うが、誤解を与える恐れがある時は笑顔の量を調節してみよう」みたいな話をした。軽い。ドクターの言っていることは「信念はともかく、その場の状況に応じて無難な態度でトラブルをさけよ」ということであり、ご都合主義で生きろみたいな大人のセコイ処世術のにおいがプンプンだ。勢いで言っておきながら今は、こんな雑駁な答えをしてしまった自分はこれでいいのだろうかと悩んでいる。ドクターも深い話が出来るセンスを持っている。
 ☆深い話ができるセンスを持つ高校生の初日の指導を終え、味わい深く嬉野台生涯教育センターを後にする深い話のできるセンスを持つドクター。これからもこのセンスを持つ人の快適な生き方を探っていきます。

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