Dr.297 論文執筆(3月19日)
論文を執筆しているというと格好良く聞こえるが、正直に言うと「論文」も「執筆」も正確な意味は知らない。論文は「ロンブン」という人の名前ではないだろうし、文の周りを「輪になって踊る」ことでもないだろうとは想像できる。第一「論」と「輪」は違う。「執筆」は筆を執(と)るのだから、窃盗にしては何故金銀ではなくて筆を狙うのかが分からないし、二人の間に置いた筆を合図で取り合うのならドクターがこの間小学生でやった冒険ゲームに似ている。いずれにしてもここでは「冒険の意味」みたいなことについて作文を書いているが、このことを恰好をつけて論文執筆と言ったまでのことだ。なぜそんな作文を書いているのかと問われれば一言では答えられないが、ともかく定年後生活の暇つぶしにはうってつけだし、冒険指導が忙しい時には次の指導ネタを考えるのに忙しく、「冒険教育の意味」や「効果」についてじっくり考えることはないので田んぼ仕事が始まる前の暇つぶしにもうってつけだ。そんなこんなで資料を広げてパソコンに向かっているが、ドクターがここで言いたいことは「冒険教育の狙いは、チャレンジ精神やコミュニケーションや課題解決力・信頼感・自己肯定感などを体験を通して学ぶことと参加者が一時的にせよコミュニティ(共同体)に参加することでヒーリング(癒し)を感じエネルギーを貯めて、そこでの学びをその後の人生に転移することができる」ということである。これだけのことを書くのに何日もかかっている。「論文」や「執筆」のボケも考えなくてはならないので余計に時間がかかっているが、定年後のたっぷり時間保有者としては急ぐ必要はない。むしろ時間つぶしには効率的でない方が良いのだが、問題は「論文執筆」に飽きないかだ。
☆資料を広げて「論文執筆」という暇つぶしに取り組むドクター。内容については誰も期待していないので、完成まで飽きないかどうかが問われている。


