Dr.2370 思い通りには行かない(9月5日)
雨が降っている。農作物にとって雨は大切なもので、いる時にはいるのだが、要らない時もある。今は稲刈りの時なので、雨が降ると稲穂も濡れるし、それ以上に田んぼに水が溜まるとぬかるんでトラクターが入れなくなる。
乾いた田を刈る時と、ぬかるんだ田を刈る時は全然違う。これまで何度もぬかるんだ所でコンバインが動けなくなって、いろんな人に助けを求めたことがる。それだけに、せっかく乾いた田がこの雨でぬかるむのは正直つらい。
でも、天気はどうしようもないし、雨もこちらの都合で降ったり止んだりしてくれない。何度か言うように、天気・天候は思い通りにならず、それに従って農作業を進めるしかなく、人生におけるご縁のようなもの。
分かってはいるが、昨夜からの雨の音に気をもみながら朝を迎えた。気にしたからと言ってどうしようもないものは、どうしようもないのだが、気持ち的には気になって仕方がない。これも人生や仕事と同じで、思い通りに行かないことを踏まえて、その状況でできることをするしかない。
自分が思い描いたどおりではないとしても、思い通りに行かないのが人生(と天気)と腹を据えて、進んで行く(生きて行く)しかない。たまーには、思い通りでない中に、自分の想定よりも良いというのか思っても見なかったことが入ることもあって面白いが、それを期待し過ぎるわけではなく、いろんなことをひっくるめて思い通りには行かない人生(農作業)をたんたんと歩んで行きましょう。
☆昨日は思いがけず海外演奏家の人と交流しました。いろんなことがある人生、思い通りに行かない毎日、でも、考えようによっては全て思い通りなら、生きてみる意味がないのかも。まあともかく、今日も何とか過ごして、晩酌にたどり着きたいと思います。昨日「健康に気をつけた食習慣を」というお話もお聞きしましたけど、何でも理想通りには行きませんものね。
