Dr.1640 ロングロングアゴー(6月13日)
知らない所から携帯に電話がかかってきて出てみると、ドクター初任の高校の現職教頭先生からだった。その教頭先生自身が、その高校出身でドクター教え子と同級生だったという。
要件は何かというと、ドクターが担任した生徒から在籍照明が欲しいという通知があって、その中にドクターあての手紙が入っていたので自宅に転送して良いかと言うお話しだった。
その手紙の内容は肯定的ですか否定的ですかと聞いたら、感謝を表す肯定的なものだという。それなら送ってくださいとお願いしたが、今なら大方の人とは無難に付き合っているという自覚はあるが、当時は初めての担任で若気の至りで突っ走っていたこともあったので一抹の不安があって確認してしまった。
思い出すとその子も含めて同じクラスを3年間担任したが、当時27 28歳だったと思うので、今から40年ほど前のことになる。今でも付き合いや手紙のやりとりをする子が数人いるが、クラス会をやったのはドクター退職の時だったかな。
40年以上教育と関わって来たのは幸せなことだ。多くの生徒や教職員、地域の人などとの出会いがあった。それがいろんな形で続いているというのは、教育の力だろう。わが人生、なかなか良かったか。まだ総決算するのはちょっと早いですね。