Dr.1594 お別れ(4月19日)
同じ村のドクターに農業を教えてくれたおじさん(享年80歳)が亡くなって、自宅からの出棺を見送った。葬儀は家族葬でやられる。
お顔を拝ませてもらって、いろいろ教えてもらったり、親切にしてもらったことを思い出した。高齢者が多い村だが、齢の順に逝くとは限らない。
ほとんどの隣保の人が集まった中に、数人顔が見えない方もいて気になる。何かの用事で参列できないことはあると思うが、体調を崩されたのでなければいいのだが。
人は誰でも一回は逝く(考え方によっては又転生して別の生を生きるというのもある)ものだから、大騒ぎせずとも静かに別れを惜しめばいいのだと話す、これまた参列者の中の先輩もいる。
父母、親友も含めて、何人かの知人を見送った者として、自分にもいつか旅立ちの日が来るとは思っている。その日がいつなのかは誰も分からない。
この世の別れは寂しいし、あまり考えたくないことだが、誰にでもやってくるのだから、どう向き合えばいいのか、考え方を整理して、心を整えておくのは必要なことだと思う。逆に言うと、これさえ上手く落とし込めれば、最後の日まで機嫌よく生きられる。
まだまだ悟りの境地にはほど遠いが、合間を見つけてはその答えを見つけて行きたい。日々バタバタしていてなかなかその時間が取れないのが現状だが。ひょっとしたらバタバタのうちに逝ってしまうのがドクター人生かも。
こんなこと書いたからと言って、特に今、何か体や心に不安があるわけではありませんのでご心配なく。
☆昨日の会議で出会った、若き日の冒険仲間。まだまだ元気ですよ。