Dr.1392 忘却力 その3(10月1日)
忘却力については何度か書いていると思うので、「その3」と適当に書いたけど、勿論何回目か忘れています。こんなのは忘れて何の問題もないけど、物忘れが多いと面倒なことが多かったり、よく覚えている人をすごいなと感心したりすることが多い。
でもこの間、旧知の方が、「あの時の会合(その人も参加していた)ではひどいことを言われてはりましたね。あんな言い方するのは私はゆるせません。」とドクターに同情して話しかけてくださった。
その時の会合にその方も参加されていたであろうかなということぐらいは微かに覚えているようないないような感じだが、その時どんなひどいことを言われたのかは忘れてしまっている。これをずっと覚えていたら、つらいことだろう。
他人事のように言ったが、この時ばかりは自分のもの忘れ力(忘却力)を有難く思った。嬉しいことは覚えていたいが、こんな(といっても本当に覚えていないので確かなことは言えないが)ことは忘れている方が何百倍もいい。
記憶力がどれほどいいかも自分の好みだけで決められない所もあるので、自分が忘却派だとすれば、その良い面を見て行く方が良い。忘れるのにもこんな利点もあったのだ。もちろん、物忘れのマイナス面や不安(今後どこまですすむのだろうみたいま)も多々あるが、どうしようもないことはどうしようもない。
とすれば物事のプラス面を見て、毎日を機嫌よく生きよう。毎日を幸せに生きるそれが一番。良かったことに感謝し、しんどいことやマイナスなことは「まあいいか」の精神で進んで行きましょう。
☆何気ない所にこんな奇麗な花を見つけて写真を撮ってましたけど、撮っていたこと忘れていました。忘却力万歳。