Dr.1339 生きがい(8月6日)
「生きがい」はあるに越したことはないだろうが、無くても生きられる、というか生きなければならない。「生きがい(あるいは夢)がなければならない」と言っても、無理に見つかるものではないし、無理に見つけようとすると安直なものに留まると思われる。
例えば、ダンスが生きがいがという人がいたとして、ダンスができる間は良いが、出来なくなると生きがいが無くなるということになるだろう。飲むのが生きがいというのもありだと思うが、飲めなくなったらそれに代わるものが要るのだろうか。
「生きがい」というかどうかは別として、生きていて楽しみなこと、それをやって元気が出ることは、あると生きる励みになる。
その楽しみにしても、これじゃないとだめとなると、失くした時の喪失感は半端でない。死ぬ時まで機嫌よく生きるには、生きがいや楽しみはにも固執せず、その時々の状況に応じて、たんたんと生を紡いでいきたい。寿命まで生きること、それまで機嫌よく生きられる、考え方、生活習慣、生活環境を整えて行きましょう。それが生きる意味かもしれません。
☆今日も又、昔の写真で失礼します。こんなテーマで中学生に話していたようです。詳細は忘れましたが、多分言ってることは今と変わらないと思われます。その時々の状況に応じてたんたんと。