Dr.1231 お気楽の芽(3月29日)
知り合いの今年で退職する校長に電話した。彼の何とも言えずお気楽と言うのか大らかな応対に心が和む。聞けば退職後の進路も無理なく勤められそうな、お気楽(と言えば怒られそうだが)な印象のあるポストだ。
こういう人と話をすると何か心が和む。妻に話したら「あんたも一緒(お気楽)や」と言われた。四六時中一緒にいる奥様なので、ドクターが時にナーバスというのか落ち込むときがあるのは承知の上だと思うが、どこかお気楽な面もあるのだろう。
ともかく、この「お気楽さ」は大事にしたい。接する人に安心感を与える。人生はもちろん、お気楽だけではいかないだろうが、そういうこともああいうことも飲み込んだうえでの醸し出すお気楽さが素敵だと思うし、そこを目指したい。
人生どうせ最後は亡くなる。「どうせ」というのは捨て鉢でいうのではなく、人間の性というのか事実を言っている。そうであるなら、大概のことは大したことではない。そう腹をくくって、笑って大らかにお気楽に機嫌よく生きたい。そうありたいと思うが時々これに釘を指す弱さがある。そこも含めた自分が好きだ。こんなこと言うのはやっぱりお気楽か。
☆机上の鉢植え桜の葉が出て来た。冬の間少しも変化はなかったけど、内部ではやっぱり生きていた。ドクターお気楽の芽も生き続けさせたい。