Dr.1131 母の入院(12月11日)
母が急に入院した。黄疸が出て、胆嚢や胆管が詰まっているのでそれを取り除かなければならないらしい。簡単に取り除ければいいけど、状況によっては手間がかかる場合もあるということだ。
その病院はコロナの影響で面会禁止で病室に入ることはできない。幸い検査が終わって病室に入る寸前に待合室で顔を見ることはできた。
母の場合は又直って退院してくれると思っているので何だが、もしこれが永遠の別れの場合は何とあっけないものかと思わされた。長い間話したからと言ってそれで心が落ち着くという訳ではないけれど、人の人生・生存の儚さを考えるきっかけになった。
いつも合っている人はそれが普通で又いつでも会えると思っているが、高齢や病気になったら一瞬のうちに別れがやってくる。だからと言って根本的にはどうすることもできないが、人間の生の儚さを忘れず、生かされている時を、共に過ごせている時間のかけがえのなさを自覚して大事に過ごしていきたい。
母の一日も早い元気な退院を待ちわびながら、人生の一瞬一瞬の大事さを噛みしめながら過ごしたい。
☆まちをウロウロしている一瞬に見た景色。何でもない景色何でもないことでもいつでもあるとは限らない。