Dr.1059 後から分かる(9月18日)
定年後1年目に大学の広報の仕事していて、県内や近隣県の高校を大学の案内もって回っていた。
その時は冷たくあしらわれることや初めての人(高校の進路担当等)に会う緊張感から、それなりに気苦労はあったと思うけど、今となっては初めての学校を見る物珍しさや徳島などの遠い地を泊って回る旅行気分など懐かしくもう一度やってみたいと思うことも多い。
このようにその時は、それにまつわる気苦労や何かでそのことの値打ちに気付かないことも多いけど、後から思い出して、そのことの価値や良さに気付くということは多い。
この流れから言うと、今やらせてもらっている仕事や生活も、真っただ中の今は気苦労やストレスに振り回されてやりがいや面白さを見失いがちだが、後から思い出すとその価値に気付くということになるのだろう。
とは思うものの、最中の今はなかなかそこまで達観できない。「何事もその最中には真価が分からず、無くしてからそれに気づく」みたいなこT