ささやま冒険教育

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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.212 適材適所(12月5日)

HAPの新入社員企業研修8グループの一つを受け持っている。ドクターの班は18歳から26歳までの男子9名のグループだ。彼らは年齢から学歴、出身地は多様で個性も様々だ。元気者。お調子者。ひょうきんモノ。大人しいけど仲間思い。穏やかだけど発想力に富む人。ムードメーカー。裏方を厭わない人。成り行き任せの出たとこ勝負で指導する人(ドクター)。いろんな個性が集まって面白いチームが出来つつある。そんな彼らが、「このチームで取り組むときに大事にしたいこと」として挙げたのが、「声を掛け合うこと」と「適材適所」だ。特に「適材適所」のキーワードをすごく感じるチャレンジが続いている。このグループも面白いが、他のグループの状況や指導するファシリテーターのやり方もいろいろで垣間見たり聞いたりする状況も面白い。賑やかなグループ。盛り上がるグループ。静かに活動するグループ。グループ内の話し合いを大事にする指導。グループの成長に合わせて課題を組み立てていく指導。一つの同じ活動に3時間も取り組んだグループと指導者。ドクター流は「最初から目一杯飛ばして仕上がる」のを得意としている。この日も初日で冒険のエッセンスを伝え、アクティビィティとしては最もチーム力が試されると言われる「ウォール」をクリアーしてしまった。クリアーするかどうかよりも、その時チームがどうだったのかが大事だが、これもなかなか仕上がっている。問題はいつもこの後どうするかだ。今回も今後二日間が心配だ。

☆もはやこんなシーンが随所に見られる「適材適所」を活かして仕上がりつつあるドクター班。この後がいつも勝負だ。今回はどう進んでいくだろうか。心配だけど楽しみだ。

 

 

Dr.211 スピード〇ーニング(12月4日)

長い間密かに続けていた聞き流す英会話教材「スピード〇ーニング」が最終回を迎えた。一月にCD一巻づつ送ってくるのだが今回の48巻で最後になるそうだ。数えてみると4年間続けたことになる。4年間続けてドクターの英会話力がどうなったのかは、商売にも影響するといけないので皆様の創造力にお任せしたい。ただ現状として、外国人だからといって話しかけるのに躊躇することはなく、教材の中身のストーリーもよく覚えているということは言っておきたい。最も外国人に躊躇しないのは英語力があるからなのか元来のいちびり精神からなのかは定かでなく、主人公カコとスコットのストーリーを覚えているのが英語を聴き取ったからなのか英語の後の日本語を聴き取ったからののかは定かでないことも申し添えておきたい。ともかくほとんど毎日続けたことは自分をほめてやりたい。主に食事の時と車に乗っている時に流すのだが、これも食事時の家族の沈黙を和らげるためだったか、車中ラジオで「スピード〇ーニング」のCMが流れ出すとこのCMを聞くよりはお金を払って購入したCDを聞かないと損だというしぶちん精神のせいだったかは定かでない。ともかくこれが終わってしまうのは寂しい。教員人生と同じだ。

☆最終回を迎えガッツポーズをするドクター。このガッツポーズが何を意味するのかは複雑だ。

☆この奇麗な紅葉もいつかは終わる。

Dr.210 ただ起きる出来事(12月3日)

毎日起きるいろんな出来事に一喜一憂するドクターを見かねたのか、「世の中の出来事はただ起こり、それに対して私たちが反応しているだけ」という趣旨が書かれた本に出合った。この考え自体は以前にも聞いたことがあり、世の中のたんたんと起こる出来事に色は付いておらず、その無垢の出来事を「良いこと」「悪いこと」に解釈する自分の考え方次第で、良い出来事になったり悪い出来事になったりするんだという考え方だ。自分の色のついた解釈は、「こうあらねば」「こうありたい」という自分のこだわりやとらわれから出てくる。だから自分の勝手な思い込み(とらわれ)から離れて、出来事を出来事と見て冷静に最善の対応をしていけば良いということになる。理屈ではわかるがそれが出来ないから苦労しているんじゃいと言いたいところだが、一理あるのは間違いないし、このタイミングでこういったことが書かれた本に改めて出会ったことにご縁を感じ、ちょっと最近から今日明日の出来事を「ただ起きる出来事」として対応してみようと思う。この決心自体何度かしたように思うが、そのことにもこだわらず再チャレンジしたい。かくしてドクターのお気楽な毎日道の模索は続く。

☆この葉っぱを取って根元を切って逆さまに集めて天日干しした黒豆をしばらく干した後、灯油をたいた温風で乾燥させる「黒豆乾燥機」を作業場に組み立てた。

 

 

☆無事組み立てが出来て喜んでいるドクターだが、今日のブログ趣旨から言うと、単に部品が揃っていて組み立て順通りに作業が出来ただけだから一喜一憂してる場合ではないということななるのだろうが、毎年何かトラブルがあってうまく完成できなかった経験から言うと、今年割とスムースにできたことはやはり嬉しい。今日のブログ趣旨が試されるのは、主に「一喜一憂」の「一憂」の際だ。

 

Dr.209 自分の持っているモノで(12月2日)

篠山市の人権同和研究大会に参加した。人権作文最優秀賞の中学3年生の「優しいまなざしで」が心に響いた。障がい者(例えば車いす生活者)を可愛そうという同情のまなざしで見るのではなく、彼らにも自分にも無いモノもあれば持っているモノもある。無いモノもあるので「助け」は必要な時もあるが、持っているモノもあるので、誰でも自分の持っているモノで周りの人を笑顔にする(地域に貢献する)ことが大切だ。それには「暖かい眼差し」が相応しいというような主張だったと思う(かなりドクター訳ですけど)。自分も優しい眼差しで自分の持っているモノを活かして地域に貢献したいという健気な若者の思いに触れて、弱りかけていたドクターの心にも及ばずながら自分の持たされているモノ(冒険教育で周りの人に笑顔と気付きを届ける)で地域に貢献したいという気持ちがよみがえってきた。ちょっとしたきっかけで元気になったり落ち込んだりする心のジェットコースターはドクターの得意とするところだ。ともかく中学生の人権作文に触発されて、自分の持っているもので貢献をという気持ちが湧き上がってきた。問題は自分では持っていると思っているモノが役に立つかどうかだが、そんなことにひるんで貢献行為を躊躇していてはいけない。自分でこれは役に立っていると思って元気に明るく取り組んでいれば、評価は社会に任せればいい。

☆元気になったり落ち込んだり、ドクターの振れ幅は大きい。いい年齢にはなってますが。

 

☆中学生の人権作文に触発されて、自分の持っている(持たされている)モノを活かさなくっちゃという気持ち満々になりました。今日のところは。

Dr.208 ご迷惑をおかけしています(12月1日)

詳しくは語れないが、自分の行動が原因で人様にご迷惑をおかけしてしまい落ち込んでいる。一般論としても人間生きているということ自体で、何かしら人様や動植物にご迷惑をおかけしている。自分が仕事についていれば、その分誰かの仕事先を奪っているとも考えられるし、自分に食べられる動植物に至っては説明するまでもない。しかし今回はこうした一般的抽象的な話ではなく、具体的なご迷惑をおかけしてしまった。勿論自分には毛頭他人に迷惑を掛けようなどと言う意図はなかったが、結果としていろんな方に大きなご迷惑をかけてしまった。こういうことは時々あるが、今回のように明確になってしまうと身のやり場がない。ここは一つできる範囲の償いをしながら、関係者の一日も早い立ち直りを祈りつつ時間の流れと事態の流れに身を任すしかない。

☆この間の市内工場見学の様子を担当者の方が送ってくださった。流れで生きていると、思わぬご好意や好景色に出会い嬉しいこともあれば、ご迷惑をおかけし申し訳なく悲しくおもうこともある。

 

 

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