ささやま冒険教育

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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.564 7割の笑顔(1月20日)

知り合いの女性から、「この頃心配事があるのか、いつもの7割の笑顔ですね」と言われた。ドクターは常々笑顔の大切さを説いており、楽しい時や嬉しい時、何かいいことがあった時に笑顔はだれでもできる、辛い時や悲しい時にこそ無理をしてでも笑顔を作る「~にもかかわらず笑顔」を忘れないようにしましょうと呼びかけている手前、自分が100%の笑顔が出来ていないと知ってショックを受けた。笑顔は自分も周りの人も元気にするし、科学的にも笑顔が病気を治す効果があると証明されている(らしい)。笑顔は随分心がけて来たし、「ドクターの笑顔良いね」と知り合いにも言われちょっと自信を持っていただけに、最近の決断迷いによる悩みで笑顔が曇っているとすればいけないことだ。でも、早い時点でそのことを教えてくれた知人女性に感謝するとともに、笑顔ゼロではなく3割減の7割なのでまだ取り返しはつく。今日からまた会心の笑顔づくりに邁進したい。作り笑顔でも効果はあり、悲しいから泣くのではなくて泣くから悲しいと同じ原理で、心が弾むから笑顔なのではなく笑顔だから心が弾む状態を目指したい。

 ☆朝散歩していると、昨日始まった『麒麟がくる』で取り上げられるであろう高城山の方から朝日が見えた、これを機会に10割笑顔を取り戻したい。

Dr.563 調子よさそうですね(1月19日)

ほぼ毎日通っているスポーツセンターのトレーナーの方から終わり掛けに「調子よさそうですね」と声を掛けられた。最近入った新しい器具を「さも前から使ってる感じ」でやってたからかもしれないが、こう声かけれれて元気が出て来た。人間だれしもそうだろうと思うが、ドクターは特に最近大きな決断の悩み中でいろいろ考えるところがあって、悩み深い時間を過ごしている。毎日の習慣でトレーニングには来ているが、正直そんなに身も入らず快調でもなかった。それでもいつものメニューはこなすことが出来、特に痛い所も悪い所もなかったのだが、元気ではなかった。それが「調子よさそうですね」の一言で、本当に調子よくなってきた。考えて見ると悩みがあると言っても生きるか死ぬかでもなく、体調も良い。これで元気なさそうにしているのは、本当にしんどい人に申し訳ない。そうか自分は調子よさそうに見えるんだ、そういえば本当に調子よいのではないかと思えてきた。単純と言えば単純だが、人間難しく考えすぎない方が良い場合もある。ここは一つこのトレーナーの一言を切っ掛けに調子を取り戻したい。それにしても人の一言って大きな力がありますね。

 ☆「調子よさそうですね」のトレーナーの一言でグッと調子が上がってきた単純なローカールームのドクター。何事も難しく考え過ぎない方が良いのだろうか。

Dr.562 もし市議選に出たら(1月18日)

この4月に行われる丹波篠山市議会の議会選挙に出たらどうかというお声を頂き悩んでいる。私のようなお気楽な者が市民の未来が掛った大事な議論をして行けるのかと言う不安がある。『ある市会議員のお気楽な毎日』などというブログをやっている場合でないことは勿論だが、万が一の場合を考えて「もし市議選に出ることになったら」どういうことを訴えたいかを考えて見た。いろんなテーマに関心がるが大きなものとしては、①教育問題、②農業問題、③高齢者の生きがいの3つが自分の事と絡めても特に関心がある。①の教育では、地域の子ども達に郷土愛と体験活動を通じて「自分の人生を生き抜くのに必要な力」の育成の大切さを訴えたい。具体的には地域の人との触れ合いや行事への参加、『トライやる』や冒険教育のような体験から学ぶ機会を増やすことになるので、教科学習とのバランスが問題となるが、新学習指導要領でも「主体的な学び」は大事と言われているので方向としては合っている。②の農業問題では耕作放棄地が気になり、その解消策として今も取り組まれている集落営農や大規模農家や法人による農地の集約はさらに進めばいいとは思うが、ドクターのような兼業農家の人の耕作が続けられるような策を検討したい。兼業農家の人は農業の赤字を本業の給料で補填していることが多く、これを続けるのが嫌なら(無理なら)農業を止めるかもっと工夫して儲かる農業に取り組めばいいと言われるかもしれないが、先祖伝来の農地を放棄はしたくなく、さりとて誰もが儲かる農業が出来る裁量を有している訳ではない。この辺りの人を支える制度作りを考えたい。③の高齢者の生きがい問題は、高齢者大学も良いが、高齢者が地域のまちづくり協議会や学校や学童のサポートなどに入る制度作りやきっかけづくりができれば、高齢者の生きがい創造・地域の活性化・先生の働き過ぎの解消・子供の人間関係の拡大など一石二鳥から三・四鳥の効果が期待できる。どれも思い付きなので、具体的な策に落とし込むのは簡単ではないと思うが、何とかなるかな、しないよりはましかなって思うが、こんなお気楽では議員は勤まらないか。

 ☆先日入った公共の温泉施設のカギがたまたま「3・5・8」という、ドクターの好きな数字だった。何かのご縁かな。

Dr.561 教えることは学ぶこと(1月17日)

地元の幼稚園保護者の皆様向けの講演会をやらせていただいた。いつものようにワークを入れながら、いつものような話をさせていただく。ドクターの話しは自分の体験からつかんだもので、それを参加者の皆さんに話していると改めてその当時のことが思い浮かんだり、新たな気付きが合ったり、参加者の皆さんの反応からこちらが学ぶことが多かった。ドクターの先生になった原点は「教えたい」ではなく「(子どもから自分が)学びたい」だったが、改めてそのことを思い起こされた。つくづく「人に教える(語る)ことは、自分が学ぶこと」だと思う。今回「教育はねらったところよりも思わぬところが効く」ので、「皆さん、自分の子どもをこうしてやろう等とあまり狙わず、親自身が活き活きと自分の人生を生きてください」等と話したが、これは今の自分の生活にも当てはまる。子どものためと自分を曲げるのではなく、自分自身が活き活きと生きることが大切と言うことだ。「教えない(子どもの気付きを大切にする)教育」の大切さについて話したところ、一緒に参加されていた校園長先生が「子供が主体となる学びの大切さは今の学校現場でも大事だと言われています」とドクターの想定以上に話を深めてくださった。硬そうな様子の参加者の女性がゲームで真ん中に立った途端にギャップのある弾け振りを見せてくださったので、帰り際にドクターが「面白い方だったんですね」と声を掛けたところ、「(今日の講演会)面白かったです」と返してくださった。人は見ただけでは分からない。今回も講師をさせてもらって、自分が語って、自分がいっぱい学べた。ありがとうございました。

 ☆いつものような活動を提供したが、こちらが参加者の皆さんから学ぶことは多い。この学びを今後の講演活動や自分の学びに活かしていきたい。こんな自己中な考えでいいのでしょうか。「自分が活き活きしてるのが周りに感化・触発を与える」っていうのもドクターの『絶こうちょう教育のヒント』にあったような気がする。

Dr.560 自然は信用しない(1月16日)

市民センターのホール内に雀が迷い込んでいた。自動ドアの開閉に紛れて入ってきたのかもしれないが、この時期は暖房のためドアや窓は閉められているので放っておくと外に出られずに死んでしまう。何とかして逃がしてやろうと思ったドクターは周りの人に協力してもらい、網まで持ち出して雀を捕まえようとした。この時ふと思ったのが、「雀さんがこちらを信頼して捕まってくれれば命が助かるのに。人を信用すると自分の命が助かるのに馬鹿だなあ」ということだが、考えて見ると自然界の生き物が人間を始め他の動物を信用することはあり得ない。そんなことをしていると生きていけないので、動物と言うのは基本的には他を信頼しない本能になっているのだろう。もしかしたら人間にもこの本能があって、本来的には他を信頼・信用しない性向があるのかもしれない。でも現代社会では逆に、周りの人を信用して良好な人間関係を築いていかないと生きにくい。知らない人や知らない世界では用心した方がいいかもしれないが、身近な集団で信頼関係がないと生きにくいし建設的な社会や未来は作れない。ドクターのやっている冒険教育でもこの信頼関係がないと達成できないような課題を与えて、信頼の大切さに気付いてもらうのが目的の一つだ。こんなことを考えながら何人かの信頼できる人と雀を追い回していたら心が通じたのか、人に捕まりはしなかったが、私たちが開けたドアから外へ出て行ってくれた。この雀救出活動を通じて、雀の命は助かり参加した人の信頼関係は強まった。

 ☆市民センター館内を飛び回る雀と見上げるドクター。疲れて(知らんけど)窓際のラックの上で休憩する雀。私たちに信用についての深い学びを与えた後に外へ飛び立った。もしかしたらこの雀は神の化身かもしれないが、謙虚な私たちは何の恩返しも求めていませんのでご心配なく。でも一応最初にあなたを見つけたのは、このドクター丹後であることを申し添えておきます、念のため。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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