Dr.1584 今を生きる(4月8日)
過去をあれこれ思い出して悩んだり、未来をあれこれ心配することにエネルギーを使うのではなく、今・現在を全力で生きる、それが結果的には充実した人生に繋がる。そんな立派なことが言いたい訳ではない。
昨日職場の人と話していて、「それ前に言いましたよ」と言われて、「(前のことは忘れたかもしれないけど)私は今を生きている」と言ってその場をしのいだ話。
物忘れが進んでいるということだが、これを嘆いてばかりでも仕方がないので、「嫌なことも忘れて、いつまでも引きずらない」など前向きに考えたい。その一つに、「(過去や未来でなく)今を生きる」が加わった。
苦し紛れに考えたことだが、なかなか真実もついている。今の積み重ねが人生となっていく。「今」は過去からの準備が届きにくい身としては(物忘れがあるので)、瞬発力の勝負となる。アドリブも含めて、一発勝負だ。そこには運やツキ、天性の感覚、ご縁と流れが大きく働く。
それらに助けられてここまで来た身としては(この齢まで生きてきたと言う意味)、これまで自分を生かさしめて来た大きな力を信頼して、これからも元気にやって行くしかないし、それが自分らしさというものだ。
行き当たりばったりの刹那的な生き方と言われそうだが、それを別の言い方で言うと「今を生きる」ということになる。
過去や未来を悔んだり心配したりしたら良い方に行くんだったら、いくらでもそういう生き方をすればいいが、そういう訳でもないだろう。とすれば、「今を(大事に)生きる」それで行くしかない。
☆何も考えず、またこんなことをやってます。今を生きるになってるんでしょうか。多分これでいいんだと思ってます。楽しいですから。

Dr.1583 いつまでも子ども(4月6日)
先のことを考えると心配事が一杯あってしんどくなるので、先ずは今日一日を何とかやりくりして過ごして晩酌の一杯を楽しみに生きる生き方をしている。
それでも昨日はしんどい言葉を投げかけられ、今日も何か言われるかと思うと重たい気持ちになり、出がけに「今日一日もつやろか」と口にしたら、奥様から「しんどくなったら戻っておいで」と慰められた。「それでは子どもやな」と言ったら、「(あなたは)いつまでたっても子どもや」という言葉が返ってきた。
いいおっさんが子ども扱いされたのだが、悪い気はしない。どころか、どんな時でも心の味方がいるということは心強いし、ありがたい。この言葉を支えに、何とか今日も一日乗り越えよう。
皆さまも、新年度、慣れない職務もあって大変かもしれませんけど、あまり一つの言葉や一つの事項を気にし過ぎず、自分の持ち味を活かして、「まあいいか」「何とかなる」精神で乗り越えましょう。乗り越えているうちに何とかなったり、時に嬉しいこと楽しいことにも出会います。むしろそういう心弾むことに焦点を当てて、心を整えて行きましょう。「オー」
☆この写真を撮った時は調子よかったのに、人生油断できませんけど、辛いことばかりではないのははっきりしています。嬉しい一言を頼りに、元気をキープしたいですね。

Dr.1582 老い(4月5日)
見た目は変わらなくても、言動は幼いままでも、体力の衰えと言うのか、階段の上り下りがしんどく感じられる。昨日お会いした、70代だけど地域でバリバリいろんな役をされている方が、「もう歳ですわ」と言われるのを聞いた。
その方も見た目はこれまでと変わらない。というより、老齢期に入ってからは、見た目の変化はそれほど急ではないのかとも思う。心の持ちようは見た目に現れるというが、内心で老いを感じるようでは、やがて容貌にも表れてくるのかも。
階段の上り下りのしんどさを奥様に話したら、「それは老いというより、肺が弱って来てるんちゃうか」と言われた。肺に基礎疾患を持つ身としては、老いも嫌やけど病状の深化も心配だ。
まだ、そんなに弱っている訳ではないので皆様にご心配は書けたくないですが、今元気でいられること(よく食べよく動き良く寝られる、どこも痛い所がない等)の感謝を改めて思った。
これからも日々生活が送れていることに感謝しながら、今日やる事をボチボチ行きましょうか。
☆見た目変わらず、自撮り習慣も変わらずやってますが、老いは誰にもやってくる。日々を感謝しながら、今日やる流れのことをたんたんボチボチ、できれば楽しくやりたいですね。レッツゴー。


Dr.1581 若気の至り(4月4日)
今年職場に入る若者のあいさつを聞いていると、緊張感と初々しさが伝わってきて、在りし日を思い出す。
不安も一杯あると思うけど、思いっきりやってみて失敗したら「若気の至りでした、すみません」と謝って再スタートすればいい。同僚も寛大に見てくれるだろう。
「若気の至り」といえば、ドクター30代後半くらいに職員会議で説明事項を突っ込まれて、「すみません、若気の至りということで許してください」と言ったら、「若気の至り」が通用するのは20代までやろと突っ込まれたことを思い出す。
今も変わらないような幼稚な言動は多いので、この頃から人間性は変わらないのだと改めて思う。
そんなことで若者には、自分の変わらない個性は大事にしながら、そこに年齢に応じた深みを加えて(ドクターには出来てませんが)、職務人生を楽しんで、人生の有為転変を朗らかに味わっていってほしい。若者ファイト。人生なかなか面白いですよ。
☆65歳になっても、こんなことやってます。若気の至りで許してやってください。


Dr.1580 新生活スタート(4月3日)
新年度最初の月曜日で、今日から本格的に新たな生活が始まる人も多い。毎朝聞いている(正確には聞き流している)ラジオ英会話も司会の人が変わっていた。まだ出勤していないが、職場も新たな体制になっているだろう。
何度か新職場、新体制は経験したが、やっぱりフレッシュだ。新生活には不安もあるだろうけど、新しい出会いや新しい学びや気付きもあると思う。できればプラスの方を見て、より良い形で新生活を始めてほしい。
これまでの職場の人も、そこで接する人が変わるのだから、新たな出会いを活かして、新たな気付きや学びにつなげることはできる。新年度のワクワク感を、個人としての成長につなげましょう。
成長したからと言って何やねんと言う声も聞こえて来そうですけど、内面が成長すると自分も生きやすくなるし、周りの人にも喜んでもらえる。周りの人を喜ばせて何やねん、という人には、もはや答えようがない。生き方の違いですねというしかないか。
☆奥様の退職を記念して、珍しく料理を食べに行きました。一区切りの後は、また新生活が始まります。できれば生き易く、自他が楽しい生活になりますように。すべての新生活を始める皆さまへの、エールです。


