Dr.1153 新年の言葉(1月4日)
新年になると、今年の抱負とか決意とか、生き方をあらためて考えて見る機会が多い。そこで参考になるのが、自分の生き方を支えている、あるいは大事にしている言葉と言うことになる。
それで言うとドクターの場合はまず思い浮かぶのは、「かたよらず、こだわらず、とらわれず」という仏教の言葉だ。この広い言葉が、流れを大事にするという自分の生き方につながっている。
夢や希望は勿論あっていいが、それらはそう簡単にかなうものではないし、むしろ人生・現実はそうしたものが叶わない、思い通りにならないことが多いものだ。
それを嘆いてばかりいるのではなく、夢や希望はあってもいいが、それにも拘り過ぎず、たんたんとご縁や流れでやることになったことを、その時出来る最善のやり方で取り組んで行く、結局、人はそれしかできないし、その流れを大切にする生き方ができれば十分だ。
この世に生かされて、自分に与えられた役割を自分らしくやっていく、そしていつか去っていく、それでいいのではないでしょうか。
今年の年頭に当たって、またいつもと同じようなことを考えています。
皆さま今年もご一緒に、なかなか難儀も多い日々ですけど、ボチボチ自分のやり方でやっていきましょう。
☆大書院の書初め大会見に行ったら、流れで自分の書くことになりました。今年も流れを大事に生きて行きます。