ささやま冒険教育

お問い合わせ

Sasayama Adventure Project

丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1163 大学入試(1月14日)

 明日から大学入試共通テストが始まる。ドクターが受けた何十年前を思い出すと、共通一次テストと確か言っていたように思う。

 病気治療中の亡き父が車で試験会場まで送ってくれたことを覚えている。後はそれほど覚えていないが、自分が入りたい大学の下見なんかしたり、合格後の下宿探しや、学生時代開始の新入生ツアーなどを思い出す。

 とにかく青春時代の思いでは懐かしく輝いている。かといってもう一度同じ体験がそれほどしたい訳ではない。今が充実しているからということでもなく、どの時代にもワクワクすることとしんどいことがあった。どの時代もそれなりに生きたという思いはあるので、やり直しよりは今後の人生の展開の方に関心がある。

 何せ今後の人生は未知だし、どういう風に展開していくか自分でも関心はある。どうせなら、これまでの経験を活かして、未来を充実させていきたいと思うし、自分や周囲の人の未来とも大きく関わっているのでしっかりとやって行きたいけど、肩に力が入り過ぎるのも自分らしくない。自然体で笑顔を忘れずボチボチ行こう。

 明日からの若者たちの入試がスムーズに行われることを願いながら、とりとめのないことを考え、いつものような結論に達した。結局こんな風に生きて行くのだろうか。

 ☆いつもの部屋から小雪が舞うのを眺めながら、とりとめのないことを考え、いつものように一日が始まる。

Dr.1162 孤独に思う(1月13日)

 孤独とどう付き合うかは難しいテーマだ。現役で仕事をしている時は、その前の学校時代も含めて一日中誰かと顔を合わせるので、全く一人で一日中過ごすということはない。

 人と居ても心は寂しいということはあるだろうが、退職後の一人時間をどう過ごすかはさらに大きな問題。工夫しないと孤独にやられてしまう。

 工夫の中には意識して人中に出て行く機会を見つけるということもあろうが、根本的には一人の時間をどう捉えるかと言う捉え方・考え方がキーになってくると思う。

 一人でいる時間を「寂しく、惨め、耐えがたい」等と捉えると心がやられてしまう。孤独をマイナスだけでとらえず、(一人で生まれて一人で死んでいく)「人間の基本」と捉えたり、(人生の大部分を占める人間関係の問題に悩まなくても良い)「恵まれた時間」や(人生を振り返ったり学んだりお稽古したりできる)「豊かな時間」と捉えることが出来れば、生きやすくなる。

 孤独との付き合い、簡単ではないが、ここはまたいつもの、孤独もよし、人と会うのも良し、とらわれず流れ来る時間の過ごし方の良い点に焦点を当てて与えられた今を元気に生きたい。

 ☆ある日踏切で出会った電車。圧倒的に電車の通らない時間の方が多いと思うが、時折は電車に遭遇する。遭遇しても良し、遭遇しなくても良し、夫々の良さに焦点を当てて行ける心の持ち方を修行したい。

Dr.1161 今を大事に(1月12日)

 齢がいくと若い頃を振り返ることが多くなるという。ドクターも時々、人生の旬は何時だったかなと思い返すが、空手道を指導していた時、古文書を研究していた大学院時代、冒険教育時代、校長時代、などそれぞれに面白かってどれか一つには決めにくい。

 それに定年後の幾つかの仕事も、これまた面白みがあった。現在の仕事もやりがいはあるが、進行形なので厳しいご意見や辛いこともあり、面白いとのみ言い切るまでにはなっていない。

 しかし、これもまたさらに未来から振り返ると、面白かったやりがいあったと言えるようになるのではないかと感じている。何時の時代も、その渦中の時は面白さと同時に苦しいこともあり単純に喜んでばかりもいられないが、後から振り返ると魅力面が前面に出てきて「あの頃は良かった。面白かった。やり甲斐あった」となる。

 こういう傾向に気付くと、何時の時代の「今」も渦中ではなかなか大変な面もあるが、精一杯大事に生きて後からの振り返りで後悔のないようにしたい。ということは、今をせいいっぱいやるしかない。ただし自分のペースで笑顔を忘れずということになって、結局いつもと同じ結論になる。ってことは、ドクター流生き方、じぶんにはあってるのかな。ありがたいことだ。

 ☆忙しい合間を縫って川辺のマイカーで読書。こうした小さな幸せを見落とさないようにします。

Dr.1160 若者の力(1月11日)

 獣がいフォーラムというのがあって参加した。丹波篠山市は猪・鹿・サルをはじめ多くの獣害に苦しめられている。

 獣害を「獣がい」と書くのは、野生動物が一方的に悪いのではなく、動物が従来の生息地に住めなくなるような環境破壊をしてきた人間にも原因があるのではないかと言うことで、「害」という悪い意味のある漢字をやめて平がなにしたということではないかと学んだ。

 しかも上記の意味を現役高校生や高校時代から対策に参加してきた現役大学生の発表から教えてもらった。そしてかれらは、これから大学や専門学校でさらなる学びをして、その後は丹波篠山市のために働きたいという。

 やはり高校時代まで本市で学ぶ価値はある。しっかり学んで将来の目標を持って生きている若者、そしてその輪がさらに広がって行くのを予感させるような会場に来ていた若者。

 ここまで輪を広げていった先人の力に敬意を表するとともに、若者の力と併せて60代の力も発揮しなければと感じたのでした。

Dr.1159 成人式 パート2(1月10日)

 丹波篠山市では二日続けての成人式となった。一昨日が令和2年度、昨日が令和3年度に20歳になる人たちが参加した。

 ドクターとしては基本的には同じ趣旨の話をしたが、今回はコロナの影響等によって成人式が延期になったりオンライン開催になるところもある中、こうして実際に集って成人式が出来たことは有難いことだ。 普段当たり前と思っていることが当たり前ではなく、すごく有難いことだという話を追加した。

 生きていること、学んでいること、働いていること、これが当たり前のことではなく凄く有難いことだと思うから話した。感謝の心と笑顔を忘れず生きれば充実した生き方が出来る。

 それと、前回も言った、「リミッターを外して、自分の可能性を広げよう。人から頼まれたことは『自分には無理』と言わずに引き受けてみよう」という話もさせてもらった。

 本当に成人の若者たちにこれからの人生を前向きに生きてもらうために必要だと思うことを話させてもらったが、いつものことで、言ったことは自分にかえってくる。日常を有難いと思って感謝しながら生きること、笑顔を心掛けること、頼まれたことややりたいことは無理と言わずにやってみること(こころのリミッターを外すこと)等、全てが自分にかえってくる。

 なかなか大変だけれども、これもパンフレットあいさつ文に書いた通り、これからの人生がどう展開していくかワクワクしながら自分も楽しみにしていきたい。

 言ったことは自分にかえってくる、だから言うことを控えるのではなく、自分でも実行できる覚悟があるコトを話さなければならい。

 ☆今回の成人式に集まった成人の皆さん。中に三田の高校時代の教え子がいて声をかけてくれたのが嬉しかった。日常にある嬉しいことを見落とさないようにしよう、これも言ってることで自分にかえってきた。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

  • アーカイブ

  • New

    2024年4月24日
    Dr.1931 元気な人々(4月24日)
    2024年4月23日
    Dr.1930 ようく見ないと(4月23日)
    2024年4月22日
    Dr.1929 何とか行きましょう(4月22日)
  • ページのトップへ戻る