ささやま冒険教育

お問い合わせ

Sasayama Adventure Project

丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1037 夫々の場所で(8月21日)

仕事柄プラス性格上いろんな場へ行き、いろんな人に出会うが、ボランティアもしくは準ボランティアで輝いている人を見ることが多い。

 視覚障がいの方の集いにガイドヘルパーとして参加してくれる人がいる。この人たちがいないと、視覚障がいの方は外出しにくい。平日の昼間に半日または1日、人のために時間を使う。

 その中には、趣味で南米の楽器を習っている人もいる。しかも二人も。こうした人たちはいろんなことに積極的で人脈も多い。

 図書館で開かれた「夜のお話し会」で子どもたちにお話を聞かせてくれる人たちもいる。参加している人の中には図書館ボランティアとして活動してくれてる人もいる。ここでも顔見知りの人達が多い。

 活動している人はいろんな分野に顔を出し輝いておられる。

 子どもたちに剣道や柔道、空手やバスケットなどを教えている人もいる。もちろん、野球や卓球を教えている人もいる。

 お城ガイドや歴史研究、史料編纂をしている人もいる。夫々の活躍分野は無数にある。

 現役中は現職の仕事を中心に、退職後は夫々の興味や成り行きで、がんばる分野が決まって行く。

 特に頑張る分野も持たずゆっくりするのもありだと思う。大事なのは、夫々の分野で、夫々の生き方で、各自が機嫌よく生きられることだと思うが、これがなかなか難しい。

 難しいからと言って諦めず、少しでも日々充実に向かって、自分の分野、自分の生き方を磨いていこう。あんまり磨けてないドクターが言うのも何ですけど。

 ☆ガイドヘルパーやストリーテリングなど夫々の場で活躍する人々。こうした人々に社会は支えられている。

Dr.1036 臨機応変力(8月20日)

教育長室を訪ねて来られた方の中に、昔にドクターが演じた狂言を見た方がおられた。

その時、演じていた狂言『梟』の中で、梟の霊にとりつかれた人をドクター演じる祈祷師が祈って霊を追い出すシーンで、「ボーロンボロン ボーロンボロン」と唱えながら数珠をゴリゴリしていて数珠の紐が切れるというハプニングがあった。

 その時ドクターは少しも動じた風もなく(内心はかなり焦っていたと思うけど)、「紐が切れてしまってござる。これはいかなこと」とか何とか狂言風に言いつくろって、演技を最後まで続けたという。

 そのシーンを今も思い出すと語ってくださった。

 ドクターはそれまですっかり忘れていたが、そういえばそういうことがあったのを思い出した。

 今も行き当たりばったりで毎日を送っているが、昔から臨機応変と言えば聞こえはいいが、行き当たりばったりでやっていたようだ。

 でも、折角なのでこの機会に、この行き当たりばったりで何とかその場をしのぐ術を「臨機応変力」と名付けて、自分の長所と考えたい。

 長所と言えるものが少ない身としては、ありがたいこと。大事にしよう。

 ☆今日もあいさつで狂言風謡いを披露するのを思いついて、久しぶりに扇を広げるドクター。

Dr.1035 個性が出る喋り(8月19日)

 いろんな人の発言を聞く機会が多い。夫々の人に話し方、考え方の癖があり、そこにはその人らしさが一貫して流れている。

 本当はしゃべりだけでなく、生き方、考え方、行動も含めて、その人の一貫性は変わりにくい。

 その人は、いつでもどこで聞いても、その人らしいことをその人らしく喋っている。

 当然と言えば当然のようにも思うが、興味深いことだ。人間ってそんなに変わりにくいものなのかしらん。

 太ったり老けたり、外見はいとも簡単に変わるのに、中身は変わりにくいとは。

 中味にしても全く変わらないということもないと思うが、個性と言うのか変わらない部分は確かにあると思う。

 人間というものがそうだとすれば、自分にも当てはまる。これぐらい生きてくると、自分の考え方やしゃべり方も含めて自分というものの全体像が分かってくる。

 何かの機会に自分の特性に直面する時、こんな感じの立ち位置で自分は生きている、周りの人から見られているということが分かる。

自分の特徴を踏まえてそれを活かす言動を心掛けて行きたい。

 ☆この写真はだいたいで採ったのでボケている。お祭り好きで大体で生きる、自分の特性がここにも出ている。

Dr.1034 軽やかに(8月18日)

コロナ、緊急事態宣言、長雨、何やかやと閉塞感漂う憂鬱な気分が続いている。こんな時こそ敢えて軽やかに行きたい。

 以前から「にもかかわらず笑顔」とか「上機嫌力を磨く」とか言って、放っておくと暗く落ち込みやすい毎日の気分、その積み重ねの人生を、意識的に上向きに変えて行こうという趣旨のことを言って来た。

 これは裏返すと、それだけ落ち込みやすい人生だったということ。だからそれではいけないと、敢えて「笑顔」「上機嫌」「お気楽」を掲げて生きてきたように思う。

 「自分が落ち込みやすい」と公言できるだけ、しかもその落ち込みも大したことない分、あなたはお気楽、幸せもんやなんて奥さんに言われながら。

 落ち込みが大したことあるのかないのかは別にしても、機嫌よく自他を励ましながら元気に生きるということは大事なことだと思う。

 世の中いろんな人がいて、なかなか難しいことも多いけど、これまでの人生経験から得た知見を活かして、自分が気持ちよく行きたい。それが周りの人も元気にすると思うから。

 ドクターの気持ちよい生き方は、「軽やかに笑顔で」だが、この頃何だか間食が多く体重も増え気味で軽やかに行きにくくなっている。ここでもう一度気を入れなおして、心身ともに軽やかに向かいたい。

 ☆この花火のように軽やかに行きましょう。敢えて上向きに。

Dr.1033 イケてる市役所職員(8月17日)

 お堀の亀を捕獲する業者の方と話をしていると、かつての担当の市職員の方が通りがかった。彼は今は移動して違う部署で勤務している。

 業者の方が、元担当を「彼はイケてる市役所職員だ」と話していた。市民への話も分かりやすく、仕事もてきぱきとこなす、イケぶりだったとのことだ。

 現在の担当の方も良い感じだし、市役所にはこのような「イケてる市役所職員」が多くおられる。

 夫々の担当部署でイケた仕事をしている。役所は異動によってごろっと変わった職種になることもあると思うが、仕事の内容は変わっても、仕事の仕方と言うのかその人の仕事振りや人間性は変わらない。

 その人らしさって長年かかって作り上げて来たモノで、一朝一夕には変わらない。それが外部の人から「イケてる」と評価されるというのは、市役所が「イケた人」を多く採ってきたか、市役所の仕事がやりがいがあって、人を「イケた人」に替えるのか、あるいはその両方かだろうか。

 役所の仕事だけでなく、民間も学校も、あるいはボランティアも、やりがいや意欲をもって関わると人は「イケてくる」ようにも思う。

 ともかく、「イケてる」人が増えるのは嬉しいことだ。

 ☆お盆に自分の人生やイケ方について考えるドクター。どこまでイケるか、残り時間は多くない。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

  • アーカイブ

  • New

    2024年5月19日
    Dr.1952 バタバタな日(5月19日)
    2024年5月18日
    Dr.1951 老化に抗う(あらがう)(5月18日)
    2024年5月17日
    Dr.1950 テンション上がる冒険現場(5月17日)
  • ページのトップへ戻る