Dr.1586 陰気を去る(4月10日)
生きてるとつい大変な事、心配な事、気になることが押し寄せ、気分が落ち込んで陰気になる。この陰気は自分を落ち込ませ、周りの人にも陰気を染める。
ここは意識的にも、大変なことはあるけれども恵まれていることも多い。例えば、元気に起きて、活動し、食べて寝ることもできる。住むところもあるし、特に痛い所もない等。その点に着目すれば、自然と感謝の心が湧いて来て、陰気になっている場合ではないとなる。
陰気を避けて、陽気で明るく、自分のすべきことを精一杯取り組んで行きましょう。最初は無理とにでも、作り陽気でも構わないので、陽気を保っていれば、やがて本物の陽気がやってくる。
先ずは今日一日、陽気で何とか繋いで行きましょう。ボチボチですけど。
☆農作業の合間にタンポポを愛でるドクター。自分の周りの陽気に心を配って、自分の中の陽気もふくらましましょう。


Dr.1585 荷を下ろす(4月9日)
今日の新聞に、人生相談を受ける尼僧さんの「重たい荷物を運んでいる時に荷物を下ろして休憩するように、精神的にしんどい荷物を抱えている人も一度荷を下ろして(案件を忘れて)、ホッとされれたら又元気が出ますよ」みたいなアドバイスの記事が載っていた。
気になっていることを一度頭から放してホッとする、これがなかなか難しいのだけれども。考え続けたからと言って、事態が好転するわけではない。精一杯はやるけど、後は事態がうまく行くかどうかはいろんな要素が絡んでくる。
全ての要素を自分でコントロールできないのだから、やるだけやったら、後は事態の推移を見て又対応するしかない。その間、ちょっと荷物を下ろすことはあってもいい。わかっちゃいるけど、なかなかこれが難しい。だから悩み相談も必要なのだろう。
生きてると、いろいろしんどい事態にも遭遇しますが、生かされていることに感謝しながら、今しなければならないことをやるだけです。先ずは今日一日、ボチボチ頑張りましょう。
☆家の横の花壇。チューリップも色づいてきました。おっさんも見た目は元気そう。今日が良い天気で終わりますように。他力本願か。


Dr.1584 今を生きる(4月8日)
過去をあれこれ思い出して悩んだり、未来をあれこれ心配することにエネルギーを使うのではなく、今・現在を全力で生きる、それが結果的には充実した人生に繋がる。そんな立派なことが言いたい訳ではない。
昨日職場の人と話していて、「それ前に言いましたよ」と言われて、「(前のことは忘れたかもしれないけど)私は今を生きている」と言ってその場をしのいだ話。
物忘れが進んでいるということだが、これを嘆いてばかりでも仕方がないので、「嫌なことも忘れて、いつまでも引きずらない」など前向きに考えたい。その一つに、「(過去や未来でなく)今を生きる」が加わった。
苦し紛れに考えたことだが、なかなか真実もついている。今の積み重ねが人生となっていく。「今」は過去からの準備が届きにくい身としては(物忘れがあるので)、瞬発力の勝負となる。アドリブも含めて、一発勝負だ。そこには運やツキ、天性の感覚、ご縁と流れが大きく働く。
それらに助けられてここまで来た身としては(この齢まで生きてきたと言う意味)、これまで自分を生かさしめて来た大きな力を信頼して、これからも元気にやって行くしかないし、それが自分らしさというものだ。
行き当たりばったりの刹那的な生き方と言われそうだが、それを別の言い方で言うと「今を生きる」ということになる。
過去や未来を悔んだり心配したりしたら良い方に行くんだったら、いくらでもそういう生き方をすればいいが、そういう訳でもないだろう。とすれば、「今を(大事に)生きる」それで行くしかない。
☆何も考えず、またこんなことをやってます。今を生きるになってるんでしょうか。多分これでいいんだと思ってます。楽しいですから。

Dr.1583 いつまでも子ども(4月6日)
先のことを考えると心配事が一杯あってしんどくなるので、先ずは今日一日を何とかやりくりして過ごして晩酌の一杯を楽しみに生きる生き方をしている。
それでも昨日はしんどい言葉を投げかけられ、今日も何か言われるかと思うと重たい気持ちになり、出がけに「今日一日もつやろか」と口にしたら、奥様から「しんどくなったら戻っておいで」と慰められた。「それでは子どもやな」と言ったら、「(あなたは)いつまでたっても子どもや」という言葉が返ってきた。
いいおっさんが子ども扱いされたのだが、悪い気はしない。どころか、どんな時でも心の味方がいるということは心強いし、ありがたい。この言葉を支えに、何とか今日も一日乗り越えよう。
皆さまも、新年度、慣れない職務もあって大変かもしれませんけど、あまり一つの言葉や一つの事項を気にし過ぎず、自分の持ち味を活かして、「まあいいか」「何とかなる」精神で乗り越えましょう。乗り越えているうちに何とかなったり、時に嬉しいこと楽しいことにも出会います。むしろそういう心弾むことに焦点を当てて、心を整えて行きましょう。「オー」
☆この写真を撮った時は調子よかったのに、人生油断できませんけど、辛いことばかりではないのははっきりしています。嬉しい一言を頼りに、元気をキープしたいですね。

Dr.1582 老い(4月5日)
見た目は変わらなくても、言動は幼いままでも、体力の衰えと言うのか、階段の上り下りがしんどく感じられる。昨日お会いした、70代だけど地域でバリバリいろんな役をされている方が、「もう歳ですわ」と言われるのを聞いた。
その方も見た目はこれまでと変わらない。というより、老齢期に入ってからは、見た目の変化はそれほど急ではないのかとも思う。心の持ちようは見た目に現れるというが、内心で老いを感じるようでは、やがて容貌にも表れてくるのかも。
階段の上り下りのしんどさを奥様に話したら、「それは老いというより、肺が弱って来てるんちゃうか」と言われた。肺に基礎疾患を持つ身としては、老いも嫌やけど病状の深化も心配だ。
まだ、そんなに弱っている訳ではないので皆様にご心配は書けたくないですが、今元気でいられること(よく食べよく動き良く寝られる、どこも痛い所がない等)の感謝を改めて思った。
これからも日々生活が送れていることに感謝しながら、今日やる事をボチボチ行きましょうか。
☆見た目変わらず、自撮り習慣も変わらずやってますが、老いは誰にもやってくる。日々を感謝しながら、今日やる流れのことをたんたんボチボチ、できれば楽しくやりたいですね。レッツゴー。



