Dr.1056 久しぶりの電話(9月14日)
数学科の先生を探しているので、かつて一緒に勤めていた高校の退職された先生に電話した。
ドクターよりも2つ年上の元同僚先生は、再任用も終わり今年はどこへも勤めず、本格百姓を始めたという。
それまで人に作ってもらっていた田んぼを自分で耕作されているようだ。お米だけでなく、黒豆に山の芋まで作られているという。山の芋はドクターも手が出せない、すこぶる手がかかる作物だ。
この時期稲刈りに追われて疲れ気味だという。しかも豆や芋の採り入れもあり12月までは忙しさが続くという。百姓も忙しいけど、元の学校生活に戻る気はないとおっしゃる。
補充先生探しは上手く行かなかったが、久しぶりに旧知の人と話ができて良かった。皆さん、夫々の人生後半を生きておられる。自分もご縁と流れでやらせて頂いている今の仕事を頑張るしかない。その後にどんな展開が待っているのか楽しみでもあり、それほど期待し過ぎるなでもある。まあボチボチ行きたいと思います。
☆みなさんいろいろあるけど夫々の人生を歩んでおられる。自分の人生どこへ行くのだろうか。
Dr.1055 状況次第(9月12日)
この休みも、勉強に農作業にと慌ただしく過ごしているが、いくら計画していても状況によっては思い通りには行かない。
例えば、稲刈りは、この田んぼとこの田んぼを初日に済ませて、次の日は残りをやる。みたいな計画でも、雨が降ったり、圃場がぬかるんでいたり、機械が動かなくなったりすれば、たちまち計画は狂う。
焦るが、どうしようもないことはどうしようもない。機械にしても自分で治せない場合は(機械オンチのドクターとしてはほとんどの場合ですけど)、業者に来てもらうが、この時期は混んでいていつ来てもらえるか分からない。
農作業だけでなく、人生そのものが状況次第で、計画通りには行かない。でも計画はあった方が良く、できたらこのように行きたいみたいな、大きな枠組みの方が良いような気がする。
計画通りに行かないことも想定して、大きな心でぼちぼち行きましょう。とはいっても、凡人はすぐ焦っちゃうんですよね。凡人ドクターとしては分かりますその気持ち、でも結局は出来ることしかできないんですよね。やっぱりここでも、流れに任すしかないということですね。
☆行く夏を惜しむ様に鳴く蝉の声を聞きながら、秋の気配感じる山際にある作業小屋で。結局できることしかできませんよね。
Dr.1054 アクセス急増(9月11日)
最近、このドクターブログのアクセス数が急増している。
不可解だ。固定ファンはいても、そんなに人に見てもらえるようなことを書いている自信はない。面白みもちょっと下がり気味ではないかと心配している。
それがこのところの急増である。要因を考えて見たが、
①アクセス数を図るソフトが故障している、
②誰かがドクターブログの欠点(書いてはいけない内容など)を見つけようと呼びかけた、
③自分でも気づかないうちに内容が向上して人を惹きつけるものになっている、
④アクセス数を高めたいという潜在意識から、無意識のうちに自分で何度もクリックしている、等が考えられるだけだ。
良くは分からないが多くの人に読んでもらえるのは嬉しいことだ。今後も人の役に立ちそうな考え方を発信していきたい。
かつて書いていた「校長ブログ」や今やっている「教育長ブログ」は、役職上多くの人に読んでもらいやすいという役得があるし、新聞やテレビで取り上げられた後はものすごい数のアクセスがあった。
ブームでアクセスはあっても、内容が大したことないので時期又元に戻る。今回もいずれまた自然な数にもどるだろうと思われる。
アクセス数は増えてほしいが、急に増えだすと何かあるのではと心配になる。
こんなええ加減な奴が書いているブログですけど、良ければ見てやってください。時には何かの役に立つかもしれません(時間つぶし等)。
☆昨日は思うような写真が無かったので、前に撮ったやつです。以前と同じ写真かもしれませんけど。
こんな適当な奴が書くブログですから、何も期待しないで見てくださいね。
Dr.1053 気分に振り回される(9月10日)
かつての教え子がSNS上に、「毎日が気分に振り回される」「嬉しい楽しいが欲しい」みたいなことを書いていた。
かつて教えていた身として、何か答えてあげたく思い、
「私も未だにそうです。でも生きてると、いつか生きていて良かったと思える日が必ずやってきます。人生経験上確かです」みたいなことをコメントした。
力になったかどうかは分からないが、本心だし64歳の実情でもある。
自分も毎日何とかやって行ける気がする時もあれば、落ち込むときもある。周りを気にするので余計にそうなるようにも思うが、だからと言って周りを気にせず唯我独尊って生き方もできないし、できたとしてもどうかなと思う。
敢えて「何とかなる」「にもかかわらず笑顔だ」「上機嫌力だ」などと言ったり書いたりしてるが、一番は自分に言い聞かせている。
そして結局は、ジタバタしたとしても「なるようにしかならないので」、流れとご縁に任せて(信頼して)、たんたんとやるべきこと、やれることを精一杯(といっても無理せず自分らしく笑顔で)やっていこうという思いに落ち着く。
これが今のところの答えだし、ドクターの生き方でもある。こんなんでやってます。
教え子が見てくれてたらいいけど、かえって「(元)先生、大丈夫ですか」って心配させるだろうか。
これまでも多くの教え子や周りの人に心配をかけながら、その思いを力になんとか生きてきた。しゃあない奴ですね。
☆自他を奮い立たせようと撮った写真ですけど、なんか変ですね。でもまあ、またピンと合う時もありますよ。何とか今日一日をがんばろう。
Dr.1052 私きょひします(9月8日)
生まれて数か月の赤ちゃんをお持ちのお母さん方が交流するプログラム「赤ちゃんがきた」の様子を覗いてきた。
コロナ禍なので人数を制限して実施し、この時は5組の赤ちゃんとお母さんが来られていた。
最後の方の意見交換の場に入らせてもらったが、近くの赤ちゃんを抱いた女性が
「新しい教育長さんですね。私きょひします」と小さな声で話しかけてこられた。
穏やかな表情と、厳しい発言のギャップに驚いて2~3回聞き返したら
「きょひします」ではなく「きょういんしてます」だった。
市内で小学校の教員をしていて、教育長が変わったのは知っていたが、まだ会ったことはなかった。それがこんな所で会えて嬉しいみたいなことだった。
就任時の経緯から、ドクターの教育長に賛成しないという声を聞く中で「拒否」と言う言葉に過敏になっていたのか、自分の弱気さに改めて気付くとともに、「きょういん」を「きょひ」と聞き間違える自分の聴力の衰えといい加減さにも思わず苦笑いした。
お母さん方には「大変なことも多いとは思うけど、今しかできないことです。貴重な時を楽しんでがんばってください」とお話ししたが、考えて見るとこのセリフ、自分に言ってもおかしくないか。
ともかく、混乱もあったけどほっこりする時間を過ごさせてもらった。
☆弱気と暢気と適当が交錯するドクターの心中。