ささやま冒険教育

お問い合わせ

Sasayama Adventure Project

丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.909 元気をもらう(2月16日)

生きていると辛いことやしんどいことに出会う。そんなことばかりが続けば参ってしまう。そんな時は辛いことばかりを思い続けるのを止めたり、悪いことばかりの想像を膨らませるのを止めて、他のことを考える気分転換が必要だ。それに加えて、自分に元気を与えてくれる時間や人間関係があれば有難い。今朝起きてみると、娘が手づくりのチョコレート菓子をテーブルに置いてくれていた。本当に元気をもらった。この元気でまた厳しい現実社会を何とか乗り越えていきたい。そして自分が元気をもらった分、他の人へ元気を与えることもできるだけやっていきたい。さあ皆さんご一緒に歩んで行きましょう。

 ☆娘にもらったチョコレートお菓子で元気をもらったドクター。がんばります。

Dr.908 修養(2月15日)

仏教における人生の修養についての教えを目にした。布施(与える)、持戒(自ら戒めるものを持つ:ドクターの戒としては「流れを大切にして生きる」「偏らない・拘らない・とらわれない」だろうか。これが戒と言えるかどうかは自信ないけど、こだわらないでおこう)、忍辱(苦難やいやなことを耐え忍ぶ)、精進(仕事に一生懸命打ち込む)、禅定(心を落ち着かせる)、智慧(他の五つの修養に努めていると生まれる)の6つだ。ずっと昔に定められた教えだと思うが、現在でも十分通用するものばかりだ。科学技術は変わっても、人間はそれほど変わらないということか。またこの教えは日本だけでなく、世界どこでも通用するものでもある。この6つ、特に前の5つを意識して毎日を送りたい。ただこの頃は、求めないのに「忍辱」の機会に恵まれ、「禅定」で心を落ち着かせる必要があることが多い。まだまだ修行せよということだろう。導きに従い、歩んで行きたい。

 ☆親父譲りの服を着て、禅定(心を落ち着かせる)するドクター。修養の道は半端ではないが、ユーモアと笑顔を忘れず進んで行きたい。

Dr.907 見えない変化(2月14日)

老化と同じくちょっとずつ変化するものは見えにくいが、着実に変化している。症状が出にくい病気などもそうだろうか。見えにくいが着実に進行していて気付いた時には取り返しがつかないほど大きな病変になっている場合もある。季節の変化はそれよりは分かりやすいが、それでも1日1日そのちょっとした差を見極めることは難しい。昨日、車で西宮へ行く機会があって、三田から山を越えて阪神方面へ向かったが、山頂付近のトンネルを抜けると一気に日差しが強くなり、季節の進行をはっきりと感じた。丹波篠山では暖かさは出て来たもののまだまだ寒いと思っていたが、阪神間ではもう春を通り越して初夏っぽい暖かさだ。こうした見えない変化は人生の諸相においても進行していて、ある時それが一気に顕在化するということはある。転勤や転職、定年などは顕在化の最たるものだろう。見えないところで進んである時一気に表面化する事態に慌てないように、柔軟な心と変化を受け入れる覚悟をじわじわと養っていきたい。

 ☆トンネルを抜けて一気に初夏を感じるコーヒーショップで。見えない変化が見えて驚くまだ冬支度のドクター。

Dr.906 知恩 報恩(2月13日)

親戚の叔母さんが亡くなりお葬式に参列した。そこでご住職が話されたのが、この「知恩」「報恩」という言葉だった。故人から受けたご恩を忘れず、恩に報いる行動をする、故人に直接恩を返せないが周囲の人に恩を返していくことが大事と教わった。自分は故人は勿論いろんな人に恩を受けながら生きている。恩を受けた人だけではなく、自分が役に立つところで返せる人に精一杯恩を返していく。すると恩返しが連鎖し、暖かな行動があふれる周辺(家庭・地域・世界)が広がって行く。自分は恩返しのつもりでも、そのように受け止めてもらえない場合もあり世の中簡単ではないが、自分と自分の良心を信じて自分が恩返しと思う道を進むしかない。人の意見は聞きながら最後は自分で判断するしかないなあ。

 ☆御葬儀に参列してご恩を振り返り、自分に出来る恩返しを思うドクター。

Dr.905 簡単ではない(2月12日)

耳鳴りにしても天井鳴り(天井の物音)にしても何事でも完全な解決は簡単ではない。丹波篠山市で1ha前後(0.3~1.8haぐらい)の小さな農業を営む人への支援を考えているが簡単ではない。大型農家や集落営農、新規就農者等への支援は充実しているが、なかなか小さな個人農家への支援策はない。この層は数が多いので支援金を出すとすれば莫大になることと、小さな農家に機械購入時の補助をしても現在の米価では採算が合わず継続性がないというのが理由のようだ。そうは言っても現在丹波篠山市の農業を支えているのは、兼業や定年専業で親から譲り受けた農機具で先祖伝来の田畑を耕作する小さな個人農家の方々だ。将来的には大型農家や集落営農組織が耕作の中心になるとはしても、山際の小さな農地を含めて村の農地や農村を維持するためには、こうした小さな農家が農業に関わりながら農村に住み続けることが大切になる。集落営農にしてもそれを支えるのは多くの小さな農家だ。こうしたことは分かっていても先述したような理由で、小さな農家への支援は簡単ではない。簡単ではないけど何か策はないかと考えている。世の中すべてのことに完全無欠の早期解決策があるわけではないが、良い解決策が直ぐに見つからなくてもコツコツと悩みと付き合いながら、少しでも事態を良い方向にしていくしかない。道は遠いが進むしかない。

 ☆久しぶりに篠山城址前を通った。この城跡にしてもここまでの整備には長い長い時間が掛っている。見習いたい。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

  • アーカイブ

  • New

    2024年5月3日
    Dr.1938 何も知らない(5月3日)
    2024年5月2日
    Dr.1937 生きがい(5月2日)
    2024年5月1日
    Dr.1936 運がいいんだよね(5月1日)
  • ページのトップへ戻る