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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.556 教え子たちの成長(1月12日)

退職した高校を2年ほど前に卒業した教え子たちが成人式を迎えるのを機に同窓会を実施した。ドクター(当時は「絶こうちょう」)は学年団の先生方と共にお招きがあったので参加した。100数十名の同窓生が集まったが、みんな逞しく・美しく成長していた。高校時代の面影は残っているが、各自の舞台で輝いている様子を見聞きして、教師としては感無量だ。大学で勉強中のものが多いが、それでもマレーシアに行っただのこの春メキシコを旅するなど意欲的な活動をしている。教員志望のものは来年度に母校に教育実習に来るらしい。野球の世界でプロへ行くかもしれない者もいる。イラストレーターや舞台芸術を学んでいるものもいる。他にも既に会社で営業をしている者、モデルとして活躍している者、来年度からホテルやお菓子屋さん、航空会社当で働くことが決まっている者など、みんな成長していて嬉しい限りだ。何より記念の同窓会に卒業生の半数以上が集まり、普通学年の先生は呼ぶとしても、元校長まで呼んでくれる心遣いが嬉しかった。彼らのさらなる成長を祈らずにはいられない。彼らに負けないように、ドクターも定年後生活の充実をがんばりたい。

 ☆大きく成長した20歳の教え子たちと。高校時代にも彼ら(女の子がおおっかたが)とよくこんな写真を撮ってブログにあげたものだ。

Dr.555 重なる時は重なる(1月11日)

用事でも重要な連絡でも「重なる時は重なる」とお感じになったことはないだろうか。ドクター的にはこれはもはや人生上の法則と言っても良いほどよく起こる。冒険指導でもない時はないが(これが通常)、重なる時には1日2つとか重なる。滅多にないのだから、飛び飛びであった方がこちらとしては準備ができていいのだが、重なる時には重なるのだ。しかもこれらは「報せは予期しないときにやってくる」法則と相まって、予期していない時に限って複数の出来事が重なって起こる。今か今かと待ち構えている時には何も起こらない。昨日は何も予期せずボーっと過ごしていたが(これが通常)、夕方になって来年度に向けて重要な報せが重ねてやってきた。一つ一つにゆっくり考えて対応している間がない。でもたとへ十分な時間が合っても「下手の考え休むに似たり」であり、なるようになる流れに任せるを信条とするドクターとしては、「こんな大事なことが重ねて起こるか」という驚きはあっても、対応の仕方としては流れでやるようになったことをたんたんとその時のベストを尽くしてやるだけだ。やはりこの「流れで生きる」人生訓はいろんな法則にも対応して優れている。

 ☆重ねて起きる時にはいろんなことが起こる。さて、今日はどんなことが重ねて起こるだろうか。でも、「予期や構えている時には何も起きない」法則もあるので、ここはやはり上級人生訓の「流れでたんたんと」で行こう。

Dr.554 一番若い(1月10日)

昨日は昼間から改装した近隣市の温泉施設に行った。昼間に行くと当然ながら昼間から時間のある人で一杯だ。結果として男風呂は高齢のおっさんで溢れていた。見たところ皆さん70代から80代で、ドクターが一番若い(例外的にいるドクターより若い人を除く)。考えて見るとこれまでの人生でも、いろんな場面で「この中で一番若い」と思うことが多かった。新開地の立ち飲み屋やおでんが売りの居酒屋も20代30代から出入りしていたが、それらの店でも例外的に一番若かった。最近では定年後生活者の溜まり場の、朝一番のトレーニングセンターやモーニングが美味しい喫茶店に出入りするが、周りを見ればドクターより高齢者ばかりで自分が一番若い。どうもドクターには先取りというのか、通常の年齢層よりも先に何でもやってみるという傾向があるようだ。そういえば、60代前半の同期の多くはまだフルタイムで働いている人が多いので、60歳から定年後生活と言うのも早い方で、定年後生活の良さも厳しさも一番若くから経験していることになる。いろんなことを一番若くから始めるメリットは、周りの先輩たちに「(自分達より相対的に)若いからしょうないか」と思って大目に見て失敗を許してもらえ、さらにいろいろ教えてもらえることだ。昨日も一緒にサウナに入った先輩おっさん達から、その施設のお得情報やら、周辺の入浴施設情報やら、年取ってからの健康管理等についてお教えを頂いた。年長者だとそれに見合った内実や振る舞いを期待されるので、中身の薄いドクターにはしんどい。その点、「(その中で)一番若い」は性に合っているが、今後実年齢が上がるに従って「一番若い」という場が狭まってくるのが心配な点だ。あの世へ行くのが「(この辺で)一番若い」というのは御免こうむりたいが。

 ☆まだ正月飾りの残った、改装工事がされたばかりの温泉施設。温泉に入って周囲を見渡し「一番若い(方)」を実感した、今後の人生で一番若いドクター。

Dr.553 どんな教訓を得るか(1月9日)

このブログは日々の体験から得た教訓を自他のために紹介しているが、同じ体験でもそこからはいろんな教訓を得ようと思えば得られるので、どんな教訓を得るかは自分に掛かっている。「体験からどんな教訓を得るかでその人の生き方が分かる」という教訓さへ得ることが出来るほどだ。新年になっていつも行くスポーツセンターの運動器具がリニューアルされて、これまでに使ったことのない筋肉を鍛えるので、その部分が痛い。具体的には傾いた椅子に座ってバーベルを上げる器具を使って大胸筋の上の部分が筋肉痛だったり、ツイスト器具で体側の筋肉を使うので腰の横の筋肉が痛い。いつも使っている部位は痛みもない。ここからどんな教訓を得るかだが、次のようなものが考えられる。①いつもやっていることでもちょっと違うことは全然別物だ、②新しいことをやって最初は抵抗(痛み)があっても、そのうち慣れる(痛みが消える)ので、どんどん新しいことをやろう、③いつもとちょっとでも違うことをすると痛い目に合うので、いつもやっていることから無理に離れない、④スポセンの定期券を買ったので、できるだけ行って元を取る、⑤時間が合ったらスポセンへ行っていろんな器具を使うのは、健康にも閑つぶしにも良い、⑥スポセンで汗を流した後のビールは美味い、等だ。建設的なのは①や②だと思うが、ドクター的には③~⑥を教訓にしてこれまで通りスポセンに通いながら、いつもと同じ運動を基本にはするものの飽きたら時々新しいこと(器具)を試して、ちょっと筋肉痛を味わう程度で健康を維持する、こんな感じでしょうか。結局人は自分に合った教訓を選ぶという教訓を得ることが出来た。

 ☆今回の写真は新装なったスポーツセンターのトレーニング風景にしようと思ったが、新装で人気が出て人が多くて写真が撮れなかった。そこで記事とは全く関係ないけど、市役所に行ったら目についた掲示の写真でごまかすことにした。「何事にもこだわらず、適当にやる」、まさに自分の生き方(教訓あ)そのものだ。

Dr.552 用事を詰め込む(1月8日)

定年後1年目の1月から3月まで過ごし方に苦労した。この時期は冒険指導も農作業も地域の行事も薄くなるので、時間を持て余すからだ。贅沢な悩みだが何もすることがない(「きょういく」「きょうよう」がない)のは定年後生活の敵だ。2年目の今年は去年の反省を活かして、何もすることがない時間を作らないように極力用事を詰め込むことを心掛けている。昨日も正月飾りを焼く「とんど焼き」の他には特に用事がなかったので、急遽いろんな用事を詰め込んだ。詰め込むと言っても何でもいいわけではなく、やっていて自分が楽しいこと、どっちみちいつかはやらなければならないこと、人が喜ぶこと、それにちょっと小銭が入ってくることが加われば申し分ない。それで昨日詰め込んだのは朝から順に、①とんど焼き、②姫路までドライブ、③トレーニング、④散髪、⑤テレビ「こんなところに日本人」などだ。これが結構上手く行って、朝起きてから夜に一杯飲みながらテレビを見た後即寝するまであっという間だった。この調子でこの3ケ月を乗り切りたいものだが、用事を押し込むと「閑を持て余して余計なことを考える」(「小人閑居して不善をなす」系)リスクはなくなるが、あっという間に日や時間が過ぎて気が付いたら70歳、80歳ということになりかねない。時を味わいながら生きるのと暇を持て余さないののバランスが取れれば一番いいが、これも何度か言うように世の中はそううまくは行かないものだから(「2つ良いことさてないものよ」系)、ドクターとしてはバタバタ過ごして「ハイそれまでよ」という方が性に合っている。

 ☆昨日の用事の中に散髪を詰め込んで、バタバタ切ってもらった髪に満足げなドクター。

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