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Dr.866 人の世話(12月30日)

ドクターが人の世話をしたという話ではなく、逆に人の世話になって田んぼの隅に車の駐車スペースを作ったという話。ご近所の農業先輩にお願いして、ユンボやダンプ形状の軽トラック等もお借りしての作業となった。ドクターも手伝いはしたが、先輩の機械操作の腕前や段取りの良さ、素早さや献身的な作業姿勢を目の当たりして、自分の非力さや人頼みの性格などを痛感した。先輩は駐車スペースの土台となる部分の田んぼの土をユンボで掬い取り、ダンプ軽トラの荷台に乗せてくれた。それをドクターが田んぼの中を走らせ、田んぼの低い部分に運ぶのだが、途中でタイヤがぬかるみにめり込み動けなくなり、またユンボで引き出してもらった。田んぼの土を取り除いた部分に今度は先輩が1~2年かけて自分の田から拾い集めておいた小石を入れて土台を作り、その上にこれまた先輩の山から運び出した山土を被せて出来上がった。これだけ惜しみなく資材を提供しておきながら、先輩は「農業機械は自分の趣味みたいなものだし、小石を捨てる手間が省けてウインウインだ」と言ってくださった。勿論幾ばくかのお礼はしようと思うが、損得抜きで人の世話を焼く先輩の姿勢に(定年後)生き方の一つの見本を見せてもらった気持ちだ。人の世話をすることの大切が分かったからと言っても、急に不自然な人の世話を始めたら却って人様に迷惑をかけるだろうから、従来通り自分の出来ることを自分のペースでやるとしても、それが誰かの役に立つことは意識していきたい。

 ☆同じ村の先輩に世話になって作成中の田んぼ隅駐車スペースとお手伝いで却って作業の足を引っ張るドクター。「人の世話をする」「人のためになる」ことを心掛けていきたい。

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