Dr.787 綱渡り(10月1日)
昨日は何とか心平穏に市議会広報の仕事をしたが、いつ心が落ち込み体調が悪くなるかもしれないという不安は常にある。トレーニングセンターで出会った市内寺院のご住職に「私は絶こうちょうの時もあるけど、心が不安にかられることもあるんです」と話すと、「誰にでもあることですよ」と言われた。「それで、心を安定させる瞑想に興味があるんです」と言うと、「座禅(瞑想)は身体を整え、呼吸を整え、心を整えるものです」と教えてくださった。トレーニングセンターでの会話には似つかわしくなかったかもしれないが、座禅や瞑想は学びたいと考えている。今のところの本からの学びでは、どうもこれまで定年後生活に有効と考えていた「毎日を用事で一杯にして暇な時間を作らない」というのは根本的な解決策にはならないようだ。自分の心の中には不安や怖れや苛立ちと同じく平穏な心も存在するので、前者が暴れだしたらいつまでもその中におらずに後者の中に入る。後者の穏やかな心を常日頃から手入れし豊かにして置くことが大事と学んだ。このような学んだばかりの心の整え方の実践も含めて今のところは何とか元気だが、この元気な状態が非常に脆いものだという危機感はある。綱渡りで何とか歩んでいる感じだ。もう少し安定して心身の絶こうちょうが保てる方策の発見を目指してがんばりたい。自分のためにも、同じような不安を抱える皆さんのためにも。有効な方策が見つかれば、また直ぐ発信します。
☆刈り取り後の田の畔にそって猪がミミズを探して田を荒らしていた。荒らされるのは痛いが、収穫後なのでそれほど心騒がせることでもないのかも。