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Dr.763 神の試練(9月6日)

前回は神のご加護について書いたが、今回は一転「神の試練」についてがテーマだ。というのも昨日は後もう少しで一つの田んぼの稲刈りが終わるというところにきて、急にコンバインの刈り取りが出来なくなった。最初村の機械に詳しい方に見てもらったら、ベルトを回すワイヤが切れているということが分かった。そもそもの原因はドクターが早く一つ目の田を終わらせて、もう一つ目へ行こうと焦って、一度に想定よりも多くの稲束を刈ろうとして負荷をかけ過ぎたことにあるようだ。村の人曰く「だいたい故障は焦った時に起こる」ようだ。これも含蓄のある言葉でうちの村には人生の達人が多い。それはともかく、この故障を神の試練と捉えて、こんな時にどうするか、ここから何を学ぶかが試されていると思い今回の故障に対した。先ずはこのコンバインを買った業者に連絡をとり修理に来てもらった。この時期はどこでも故障が頻発し、なかなか直ぐには来てもらえないのだが、何とか30分ほどで来てもらえた。診てもらうと店へ持ち帰って修理する必要があるという。そうなると今後の稲刈り予定が狂うと困っていると代車を貸してくれるという。代車到着までの間を息子と村の神社の駐車場で過ごして、何やかやととりとめのない話しが出来た。そうこうしていると新品の代車を載せたトラックが到着し、その代車で雨が降る前に刈り残した稲を刈ることが出来た。刈り終えた籾を乾燥機に入れて軽トラを駐車場に入れた後まもなく雨が降り出した。こうしてこの日の作業は予定通りではなかったが、何とか終えることが出来た。この試練から「人生予定通りには行かない」「予定通りに行かなかった時は出来る範囲で最善を尽くす」「後は流れに任す」等の教訓を得た。一連のドクターの対処は神から見ればどうだったのだろう。確かに試練は多くの学びを得られるが、出来ることなら「神の試練」よりも「神のご加護」からの学びの方にして頂きたい。こんな調子の良いことを考えている奴には、新たな神の試練があるかもしれないと畏れている。

 ☆午前中は神のご加護で何とか臼摺を終えることができたが、午後の稲刈りではコンバインが故障して業者に来てもらうという神の試練が与えられ、最後は代車による稲刈り終了という神のご加護で一日が暮れた。今日もよろしくお願いいたします。

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