ささやま冒険教育

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Dr.747 今できることを(8月12日)

久しぶりに兵庫県の冒険教育の拠点である嬉野台生涯教育センターへHAP(ひょうご冒険教育)の打ち合わせに行った。HAPはここ数カ月実施をしていなかったが、9月から再開するということで、再開した場合の留意事項の検討会だった。冒険教育は与えられた課題を解決するため、話し合いや協力で密接・密集が自然と起こる。それを屋外と言えどもどのように避けて実施するかということは、非常に難しい配慮を要する。マスクと手袋の着用や活動ごとの消毒と対面の接近は避けるなどのガイドライン作成や実施しないプログラム等を話し合った。感染状況によっては本当に9月から実施できるのかは不透明なところもあり、実施できた場合も本当に安心・安全に活動できるかという心配もあるが、それよりも話し合いに参加した講師の元気さに驚かされた。このコロナ感染拡大でほとんどの講師が冒険指導依頼は無くなり経済的には厳しいはずだが、空いた時間を使って登山や川下りなど自分のやりたいことをしているという。今年はそういうことに時間を使う年だと思っていると話し、今だからできることをしているらしい。この前向きな生き方・考え方には恐れ入った。日ごろ冒険教育で参加者に気付いてほしい「プラス思考」や「あきらめない心」を自ら実践している。目の前の出来事に一喜一憂しながら、うつうつと暮らす(と言ってもいい加減ですけど)ドクターとは大違いだ。本物講師は伝えたいことが実践できているということか。まあしかし、今更本物になれない自分を嘆いてばかりいてもしかたがない。自分の限界を知りながら、それなりにがんばっている面もあることも一定評価しながら、流れとご縁でやる羽目になったことを淡々とやっていくしかない。「流れに従って(お気楽に)生きる」は実践できているのだから。

 ☆かつて勤めていた嬉野台生涯教育センターにHAPの打ち合わせで訪れたドクター。流れとご縁でHAP創設という大役をやらせていただいたが、その流れで今があり、そこに関わってくれている講師たちの成長に気付くことが出来た。ありがたいと思うと同時に自分の自己肯定感の高さにはあきれる。

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