ささやま冒険教育

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Sasayama Adventure Project

Dr.366 しんどいけど面白い(6月12日)

但馬神鍋高原へ冒険指導に行った。生憎の天気で室内での活動だったが、担当の中一男子と仲良く活動することができた。想定していた屋外での活動ではなく、初めての室内活動場所で予想以上に元気で人数が多いグループだったが、彼らがやりたがっている身体を動かす活動を中心に組み立てた。「みんなオニ」という全員がオニでタッチされたら座る(最後まで立って逃げた人が勝ち)というオニゴッコの復活バージョン(一度座ってもまた立っている人にタッチすれば復活できると言うルール)が思いの外はまって長い間やった。途中からは座っている人がタッチを求めたら立っている人が積極的に助けに行ったりして、単に勝ちにこだわるのではなく、友達とタッチされたり復活したりみんなでドタバタするのがおもしろかったようだ。こんな展開になるとは想定外だったが、最後の感想ではみんなこのオニゴッコが楽しかったと言っていた。そこですかさずドクターはこれからも学校に帰ってもみんなで復活助け合って学校生活を楽しんでほしいと話した。想定外の事態を臨機応変にとらえる進行はさすがとまた得意の自画自賛。帰りの車中で、「やっぱり面白さや達成感はしんどいこと・がんばったことの後に味わえるのだな」と改めて思った。熱い中での想定外の展開への対処は結構エネルギーがいるが、それだけに上手く行った(と自分が勝手に思った)後は達成感がある。この達成感はいいが、そのためのしんどさや不安(うまく行かなかったらどうしようなど)は避けれるものならさけたい。しんどさとやりがい、どっちをとるのか今日も葛藤の日々が続く。
 ☆元気者の中学生が課題解決型アクティビィティにも目を見張るような解決策を見せてくれて、この日の活動に「しんどかったけど面白かった」と笑顔のドクター。でも、しんどさと人生の満足度、どっちとると贅沢な悩みは簡単には解消できない。

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