Dr.1838 何が良いか悪いか(1月14日)
村の飲み会時に、村の人から「(お宅は)良い時に、コンバインやトラクター買わはったな」と言われた。今は資材高騰で値段が何十万、何百万も高くなっているという。
「良い時に」と言われても、親父の買った農機具が古くなってきたので、業者の人に買い替えを勧められて、3年ほど前にやむを得ず買い替えたものだ。農業は儲かるわけでもないが、農地がある以上放ってもおかれないので、泣く泣くそんなに高くないやつを買ったものだった。
それがその後の資材高騰で、良い時期に買ったということになるとは思いもよらなかった。物事はこのように「良いか悪いかは簡単には(その時には)分からない」。長い目で見て、その当時は自分の思いとは違う選択だったが、それが結果的には良い結果に繋がるということはあるし、その逆もある。
だから、物事の結果に一喜一憂せず、たんたんとやることになったこと、そういう流れになったことを受け入れて行き、その時にできることをやっていく。そして、出来れば、やる事になったことの良い面を意識的に見て行くことが大事だと思う。
これからも、いろんな物事の選択がやってくると思いますが、目先の視点だけで一喜一憂せず、やらなしゃあないことはやっていきましょう、何事にも良い面があると思いますし、後から考えたら、それが良い結果につながることがありますから。
☆まだ昨日の雪が残る家の庭。寒いですけど、ちょっと寒さにも慣れてきましたね。