Dr.1332 次の世代(7月30日)
オープンハイスクールを見に行った。模擬授業では若い世代(結構年配の方もおられたがドクターよりは若いと思われる)の先生が中学生に授業をされていた。
高校生が後輩の中学生の質問に答える座談会では、多分高校2年生が上手に場を和ませながら、進行していた。
夜の会合では、若手(30代後半から40代?)の地域で活動している人が、前向きな意見を言っていた。ドクターもその年代では元気にそういう役をやっていたような気がする(自分が思っているほどではなかったかもしれないが)。
こうしたことを振り返ってみるに、世の中着実に前の世代から次の世代へバトンが渡されていく。自分や自分の世代がいないとだめになるというのは思い過ごしで、世の中はそれなりに上手く進んで行く。
こうなったら、次の世代のことは安心して、自分や自分の世代の役割、世代に応じた役割をやって行くのが良い。
歴史を見ても、どの分野にも不世出の偉人はいるが、その人がいなくなっても世の中はそれなりに回ってここまで来た。偉人でそうなのだから、凡人の自分などいなくなっても確実に世の中は回っていく。
だから寂しいとかそういう問題でなく、次世代は動いていくのに安心して、また言うけど、自分の世代に応じた役割を果たしていくのが良い。ただ世代役割も固定観念に縛られず、自分の個性にあった自分らしい役割を果たすのがいい。ドクターの場合は一般的な世代役割よりもかなり幼稚なものになりそうだが、齢を顧みず不成熟で稚拙だけれども誠実な行動、そんな感じでしょうか。人のために、それを忘れなければ、幼稚でも稚拙でも大丈夫なように思うのですが、こんなんで本当に大丈夫でしょうか。
☆夕暮れの景色。一日の空にも夫々の時刻にあった素晴らしさがある。後刻のことは心配せず、自分の時の美しさを出したい。