Dr.120 誤発信(8月25日)
ドクターのケータイは持ち主の性格がうつったのか、時々テキトーな相手に電話を掛ける。普段ポケットに入れて持ち歩いてるので、何かの拍子に発信ボタンが押されたのかと思っていたら、今回はポケットにも入れていないのに、相手から「〇〇やけど、どうせまた間違ってかけたんやろ」という電話がかかって来て、また誤発信をしてしまったのが分かった。そうなんです。この〇〇さん(高校の時の同級生、今は工務店の社長)のところが、誤発信の一番多い相手先だ。「悪い悪い、また私のケータイが勝手に発信したんやろ。ところで元気してるかい」と話して電話を切った次の日、昨日ブログで報告した雨漏りがあって、今度は本当に修理依頼の電話を〇〇社長にした。もちろん冒頭は「これは誤発信とちゃうで、実は・・・」と言う感じだ。そうこうしている日の夕方、別の友人Tさんから、「すみません、誤発信しました・・」というメールが来た。自分にもよくあることなので気にしなくてもいいよみたいな返信をしたが、その後の文面が気にかかる。友人Tさんのメールには「(誤発信でしたが)心の奥底では丹後さんに会いたかったのかもしれません」みたいなことが書かれていたのだ。ドクターの場合の〇〇社長への誤発信が修理依頼の予兆であったのと同じく、友人Tさんのドクターへの誤発信が近々再開することの予兆であることは間違いない。こうなるとケータイという機械の誤発信も何やら持ち主の意志(あるいは潜在意識)を感知しているようで、不気味というか機会の癖に人間臭くって何やら面白い。やはり生きてるといろんな面白い出来事に出会えて面白い。人間の潜在意識を感知する機械、いつものように一人合点かもしれませんけど、この一人合点が人生を面白くする。
☆誤発信の多いケータイに驚きながらも、「この誤発信にも何か意味があるんかい」と突っ込むドクター。
☆刈り取った後の田んぼに自然が描いた絵(コントラスト)ともうすぐ刈られるのを待つドクター稲。機械だけでなく自然の隠れた声も聞こえるとさらに毎日が面白い。このことに気付かせてくれたTさん、ありがとう。また近々会いましょう。