Dr.117 サウナが熱すぎる(8月22日)
サウナ好きで、ときどき利用するが、この前入ったサウナは熱すぎた。室内にある温度計を見ると何と110度を指している。普通は90度代後半だろう。サウナ室に入って座席に敷いてあるタオルの上にお尻を下ろして、あまりの暑さに飛び上がった。こんなことは初めてだ。それから座っていられないので、しばらくサウナ室内に立っていたが、110度の熱気に耐えられず、すぐにサウナ室を出て顔見知りの番台のおばさんに更衣室の暖簾越しに声を掛けた。「あのう、サウナ室が熱すぎると思うんですけど」。「そうなんです、担当の人に言っても直らないようなので前のお客さんは浴室の椅子をはさんでドアを開けておられたようです」という返事だ。しかたがないので言われたようにやってみると、なかなか快適だ。割と涼しい空気は入ってくるし、温度も少しは下がるけどまだまだ90度以上あるので汗も出る。また、面白いことも発見した。ドアの開閉と室内温度の上がり下がりには時間差があるということに気付いた。ドアを開けても直ぐには下がらず、ドアを閉めても直ぐには上がらない。しばらくタイムラグがあるのだ。どうでもいいことだが、だれにでも経験のできることではない。熱すぎるサウナと、他のお客さんがあまりいない銭湯と、ヒマで好奇心旺盛なおっさんが揃わないと生じない出来事だ。というわけで、得難い経験をしたが、生きてると時々このような面白いことに出くわす。だから嫌なことも多いけど生き続けよう。
☆誰もいない更衣室であまりの暑さに驚くドクター。