Dr.1113 変わらない本質(11月20日)
兵庫県の学校ダンス研究発表会があって、県内の幼中高のダンスをやっている学校園の子どもたちが丹波篠山市にやってきた。
子どもたちの流れるような動きや、表現しようとするテーマ、パーフォーマンス力には圧倒された。今、学校ダンスは人気が上がっているらしい。そりゃあんな風に動けて、自分を表現できたらやりがいあるだろう。
開会式でドクターは無茶苦茶ダンスを披露して笑いを取った後、「(ドクターには)音感やリズム感ないからこんな動きしかできないが、皆さんは沢山恵まれたものがあるからこの舞台に立てている、感謝しながらステージを楽しんでください。さあ、ショウの始まりです。イッツショウタイム」と叫んでこぶしを突き上げた。
まあまあ受けたが、考えて見るとこんなこと(人目を引くことやってから、言いたいことを言って、そこそこ受けて終わる)は、校長の頃も、指導主事の頃も、教員時代もやっていた。もっと言うなら、中高大の学生時代からやっていたように思う。
この会でたまたま、高校時代の担任の先生や高校教諭時代の同僚先生に出会ったが、懐かしい話をした後、「(ドクターって)昔からかわってないでしょう」と問いかけ、「ちっとも変わってない」という返事をもらって嬉しかった。
これって後から考えると、自分の変わらない部分(本質)を自分が好きだということか。だとすると自分って結構自己肯定感高いなと気付いた。
持って生まれた自分というものが好きな自分で良かった。この辺がお気楽なところだろうが、お気楽でも何でも自分で自分のことが好きって思えることは有難い。こういう気持ちが持てる環境(家族、生い立ち、流れ)に感謝しながら、折角頂いた自分らしさを大事にしていきたい。
☆丹波篠山市田園交響ホールで行われた学校ダンス発表会。約50年前の恩師にお出会いし、子どもたちとポーズをとる64歳、見かけは変わったが人間の軽さは何も変わっていない。変わらない部分を大事にしたい。