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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1596 紳士(4月22日)

 長い間、教育委員としてお世話になったKさんが、今回の任期で交代される。

 いろんな方がかけられるお別れの言葉を聞いていると、「紳士だ」「穏やかなお人柄だ」「優しい」等、人格の素晴らしさを表す表現が並んだ。本当に穏やかだけど、地元愛あふれる熱い心を内に秘めておられる方だ。

 委員は交代されても、またいろんな機会にお出会い出来るのではないかと思っている。

 自分が交代する時には、どんな言葉をかけてもらえるだろう。「お気楽」「お調子者」「落ち着きがない」「バタバタしている」みたいな感じだろうか。

 紳士的な要素は身に着けたいが、なかなか性格は変えにくい所もあって、自分の個性を元に、改善を図っていくしかないか。

 デザイナーやイラストレーターでもあるKさんに、自分の似顔絵が入ったスマホ立てを頂いた。はじめは似てない(もっと実物は可愛いやろ)と思っていたイラストも、よく見てみると似ている。

 自分の内面も、冷静に見たら。、自分の思っていたのと違うかも。ホントはどんな人間なのだろうか、自分。

 ☆紳士的なKさんのお別れ会と頂いたイラスト付きスマホ立て。やっぱ似てますか?自分の中身も探ってみます。

Dr.1595 見かけは元気(4月20日)

 何人かの旧知の人に出会った。「昔(あの時)と変わりませんね」とよく言われる。見た目は昔と変わらず、元気そう(でお調子者)ということらしい。

 そう言ってもらえるのは嬉しいことだが、何か最近不安になることがある。何か特定の悩み事があるわけではないが、いま一つ元気が出ない。調子には波があって、ずっと調子がいい時もあった。

誰にでも波・リズムというのはあると思うので、ある程度の波は吸収しながら、日々を機嫌よく送れるようにしたいと思う。

 どうすれば、波を気にせず日々機嫌よくが出来るか、秘策はないが、たんたんとやらなければならないことをこなしながら、次の良い波が来るのを待つのが良いのかな。

 皆さんにご心配をかけるために、こんなことを書いているのではなく、どんな元気そうに見える人も内面にはいろんな思いを抱えているということを知ってもらい、自分だけが悩んでいるのではないと元気を出してほしいと思ってのことだ。

 まあ見た目元気な人も、そうでない人も、自分のペースでしんどい時期を乗り越え、また調子の良い時を楽しみに、日々を紡いでいきましょう。ボチボチ行きましょう。

 ☆家の横の山桜と見た目元気な人。今日もボチボチ何とか乗り越えたいと思います。

Dr.1594 お別れ(4月19日)

 同じ村のドクターに農業を教えてくれたおじさん(享年80歳)が亡くなって、自宅からの出棺を見送った。葬儀は家族葬でやられる。

 お顔を拝ませてもらって、いろいろ教えてもらったり、親切にしてもらったことを思い出した。高齢者が多い村だが、齢の順に逝くとは限らない。

 ほとんどの隣保の人が集まった中に、数人顔が見えない方もいて気になる。何かの用事で参列できないことはあると思うが、体調を崩されたのでなければいいのだが。

 人は誰でも一回は逝く(考え方によっては又転生して別の生を生きるというのもある)ものだから、大騒ぎせずとも静かに別れを惜しめばいいのだと話す、これまた参列者の中の先輩もいる。

 父母、親友も含めて、何人かの知人を見送った者として、自分にもいつか旅立ちの日が来るとは思っている。その日がいつなのかは誰も分からない。

 この世の別れは寂しいし、あまり考えたくないことだが、誰にでもやってくるのだから、どう向き合えばいいのか、考え方を整理して、心を整えておくのは必要なことだと思う。逆に言うと、これさえ上手く落とし込めれば、最後の日まで機嫌よく生きられる。

 まだまだ悟りの境地にはほど遠いが、合間を見つけてはその答えを見つけて行きたい。日々バタバタしていてなかなかその時間が取れないのが現状だが。ひょっとしたらバタバタのうちに逝ってしまうのがドクター人生かも。

 こんなこと書いたからと言って、特に今、何か体や心に不安があるわけではありませんのでご心配なく。

 ☆昨日の会議で出会った、若き日の冒険仲間。まだまだ元気ですよ。

Dr.1593 バトンを渡す(4月18日)

 教員の籍を残しながら教職員大学に派遣されている先生に会った。ドクターも30代に同じように教員を一時休んで大学院で学ばせてもらった。

 30代の学生生活、新鮮で毎日が学びの日々を送った。修士論文を書いて、その後研究を続け大学での研究者を夢見たが、その道へのお呼びもなかったし、今から思うと研究者の才能もなかったように思うので、研究者の道を歩めなかったことについてはそれほど悔いはない。

 それよか、自由な大学院時代が懐かしい。その大学院生活を現在送っている後輩がいる。人生順送りだと思う。

 そうこうしているうちに、大学空手道部のOB会から現役の活動の様子と会費の請求が届いた。これも自分が現役の頃、OBの皆さんに資金面・指導面も含めてお世話になった。今、指導のお手伝いはなかなかできないが、会費は払わせてもらって、自分が受けた恩は返したい。

 これも順送り。バトンを渡すということだろう。バトンを渡すことは多くなってきたが、まだバトンを持っている場面や、これからバトンが来ることが想定される場面(遺族会の役など)もある。

 自然な形で、バトンを渡したり、バトンを受け取ったり、受け渡しをスムーズに行って、自分がバトンを持っている間(部門)は全力で、でも自分らしく、ドタバタボチボチとやって行きたい。

 ☆現役の派遣大学院生と、かつてのええ加減研究者のドクター。あの頃もドタバタやってました。みなさん、ぼちぼちバトンを持っている間は自分のペースで走りましょう。

Dr.1592 今年も新緑が(4月17日9

 今年も新緑が美しい季節になった。日本は四季の移り変わりがはっきりしているので、季節を象徴する事象に出会うと、今年もこの季節を迎えることが出来た。1年生き延びたと感じる。

 いろいろしんどいことはあっても、生かされている自分に感謝しながら、後何回味わうことが出来るか分からない季節の変わり目を味わっている。

 周囲の知人の死の知らせが届く。多くは高齢者の方だが、中にはまだまだ逝くのは早いと思う人もいる。

 こんなことを考えていると、数年前に逝った同級生の友人のことが頭をよぎる。教職を退職して、数年私学で勤めて、その職を辞して、これからが本当の定年後の人生と言う時に、急な病の発病で逝ってしまった。

 人生はいつ終わるか分からないということを、痛感させられた。八十何歳の平均寿命はあるが、誰もがそこまで保障されている訳ではない。

 とすれば、生かされている人生、日々を大事に歩んで行きたい。自分にとって大事に歩むとは、流れでやる事になったことを精一杯勤めることと、自他に明るさと元気を届けることだ。この思いを忘れないように、今日もボチボチ歩んで行きます。

 美しい緑に気が付いて、季節の変わり目に、こんなことを考えてしまいました。ドクター、身体は元気ですねのでご心配なく。

 ☆緑のステージと、その帰りに見た丹波篠山市を取り囲む緑。自然きれいです。時に立ち止まって周囲の四季を感じたいですね。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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