Dr.1989 悩みの合間(6月27日)
梅雨の合間という言葉があるように、「悩みの合間」もあるのだろう。悩みや問題は日々起こるし、解決しないものも多い。それでも、最も最近の悩みの山場と次の気になっている悩みに直面する日まで数日あるという状況はある。この間も、これまでの悩みは解決していないし、予期せぬ問題がいつ起こらないとも言えないので、合間とはいえないかもしれない。
それでも緊張の連続から、少し緊張が和らぐという状況はある。にも拘わらず、心が完全に元気ならない。悩みの渦中の時には、これが過ぎれば少しは楽になるだろうかとも思えたが、いざ最渦中がすぎても心はどんよりしたまま。「人生は苦である」という教えから言えば、いつも生には苦しみが付いて回るので、苦がない時、悩みがない時などないということか。
平時も常に苦の連続と考えると、未来が重たくなるが、苦でも悩みを抱えながらでも生かされていることに感謝し、自分のやるべきことに取り組んで行くしかない。そしてできればその取り組みは、元気に陽気に行きたい。それが自分の役割(持ち味)だと思うから。皆様も、悩み中でも、悩みの合間でも、自分の持ち味を活かして、今を生きて行きましょう。生きている限り、いろんな悩みや問題はやってきます。それと対応しながらも、歩み続ける道を探っていきましょう。

Dr.1988 一日一日新しい人生(6月26日)
「一日一生」で、先ずは一日を全力でと言うのか、自分が出来ることをやっていって、一日の終わりにホッとするというので生きて行こうというのを言って来たが、『一日一生』を書かれた雄哉大阿闍梨も、「一日一日新しい人生を生きていけばいいんだよ。無理せず、急がず、はみださず、力まず、ひがまず、いばらない、穏やかな気持ちでもってな」みたいなことを書かれている。
いろいろ心配や不安や反省もあるけれど、生きて行くなら前を向いて、プラスの方向で歩んで行くのが良いのは分かっている。問題は、そうは分かっていても、何かあるとそれが気になって、元気いっぱいとはいかないということだ。
そういう状態になるのも分かるけど、やはりできることしかできない。結局はできることを、精一杯たんたんとやって行って、一日を生ききる。そしてそれを、続く限り続ける、それしかない。それしかできないのは間違いない。
だとすれば、いろいろあるけれど、できるだけ笑顔で明るく上機嫌で、今日も一日生ききりましょう。
☆5年前シリーズです。今と同じ様な美しい景色撮ってたんですね。人ってあんまり変わりませんね。

Dr.1987 ぼちぼちの真意(6月25日)
「ぼちぼち行きましょう」ってよく使うし、本当にそう思っているけれど、本当に大変な人や沢山のやらなければならない仕事がある人には、軽々には使ってはいけないと思っていたが、本当に大変な状況にある人から、ドクターの「ぼちぼち」で救われたという言葉を頂いた。
事態や状況に急いで全力で対応して何とかなるなら、ぼちぼちではなく「できるだけ必死で」ということになるだろうが、そうしたくてもできなかったり、やったからと言って事態の好転に結びつかず、いっぱいいっぱいの対応の時に、「ボチボチ行きましょう」でホット一息重荷を下ろして、また事態と向き合うエネルギーを貯めるということは「あり」の対応だと思っている。
「ぼちぼち」の真意は、「ぼちぼちで(できなくても)、後は他人や何かのせいにする」ということではなく、「(放っておくと頑張り過ぎる人に)あせらず自分のペースで最善のパーフォーマンスを」ということだ。でも、後者をあまり強調すると、肩の力を抜いて、できるだけ上機嫌で、陽気にと言う真意が隠れてしまうので、一見普通に何気なく「ぼちぼち行きましょう」となる。
この言葉を使わなくても良い人には必要ない言葉かもしれないが、「ボチボチ行きましょう」が必要な人も多いと思う。皆様ご一緒に、それぞれのペース、それぞれのやり方で、人生で出会う様々な課題に向き合って生きましょう。前へ進んで、自他の幸せにつながりますように。

Dr.1986 今日一日を生きる(6月24日)
昨日は、姫路の駆け込み寺の庵主松山住職の講演を聞いた。庵主さんは、「今日一日を生きる」「明日のことは分からない(生死も含めて)」と話され、悩みについても、自分のことかどうか、解決できるものかどうか、今のことかどうかを整理すると、悩みが結構整理されるとも話された。
「過去はすべて良しとする」「いいことも悪いことも乗り越えてきた自分を認める」「生きられることは奇跡」とも話された。
多くの悩みや、解決できないことを抱えながら生きる私たちだが、何やかやと考えながらも、先ずは今日一日を生ききることを考えましょう。これ、これまでにドクターが辿り着いた考え方とも一致するもので、意を強くして、今日を出来れば明るく生きたいと思います。
☆5年前の今頃です。日本の冒険教育指導者と出会ってたようです。いろいろあると思いますが、生きてることってすごいことです。


Dr.1985 そんなに元気ではないですけど(6月23日)
昨夜久しぶりに出会ったネコさんに、「この頃元気ないですか」と心配のお声をかけていただいたけれど、「そんなに元気ないですけど、まあ何とかやっています」って感じです。
誰しも生きてるといろいろありますよね。調子いい時ばかりではないですね。でも歩むの止めるわけには行きませんから、何とか生きる元気見つけて、ボチボチでも歩み続けましょうって感じです。
もともと「人生は苦である」という言葉もあるほどだから、ドクターだけがしんどい訳ではないと思う。しんどい言うても何とかやってますし、同じようにしんどい状況にある皆さんと、そんな時に生きる知恵というのか、励みになる考え方分かち合えたらと思ってます。
そして、それが今のところ、「一日一生」「今もうすでに幸せ」というような、考え方(悟り)です。まだ、この悟りが本物になっていない、自分に完全に根付いていないから、しんどさも完全には抜けないのだと思いますが。
も少し、自分を実験台に、しんどい時でも何とか元気を保てる効果的な生き方、考え方探っていきます。
☆昨日はモンキードックを見に行きました。みなさん、犬と一緒にお元気でした。いろんな機会、いろんな人の生き方・考え方に触れて、自分に合った考え方探っていきたいと思います。皆様、何とか今日もお元気で、ご一緒に生ききりましょう。
