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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1735 伝統行事(9月25日)

 村の秋祭りがお宮さんで開催された。神事と子ども相撲・神輿、もちまきなどの伝統行事がなされた。

 ドクターは子ども相撲の行事の役をやらせてもらったが、出場する小学生までの子ども力士が減っている。でも今年も年長児から小学6年生まで7人が参加してくれた。半ズボンの上にまわしを撒くのだが、小学生の父親が「昔はこうやってました」と言いながら手伝ってくれた。

 今年参加した小学生も何年か後に親になって参加してくれるかもしれない。神事に参加している村役員たちも、かつては雲の上の人みたいな年長者のおえらさん方だと思っていたが、今では同年齢の者やドクターよりも若い人も参加している。

 ドクターが今回やった行事の役も、これまで村の先輩の皆さんがやられてきたもので、また誰かに引き継いでいかなければならない。

 こうした引継ぎで、村は存続してきたものだと思う。この引継ぎを残すためにも伝統行事は大切で、できるだけ守り続けて行かなければならない。新しい伝統も考えながら、自分の役割を果たしていきたい。

 ☆伝統の子ども相撲行事の役は、村の中でもお調子者の役のような気もします。後継ぎを探していきます。

Dr.1734 慰霊祭(9月24日)

 ドクターが住む地域の戦没者慰霊祭が4年ぶりに開催され参加した。ドクターの祖父が先の大戦で中国戦線で銃弾が胸を貫通し奉天の病院で32歳で戦死している。父が7歳の時で、父は長く地区の遺族会長を務めた。

 もちろん、ドクターは祖父との思い出はないが、家には青年将校軍服姿の祖父の写真が飾ってある。この日の慰霊祭や折々のお墓参りの時に祖父の墓にお参りする時などに祖父のことを考える。

 幼い子供を残して亡くなった祖父や小さい頃から父親がいない家で生きてきた父のことを思うと、今の自分、今の平和がいかに有難いことかが分かる。今の平和、今の生活を当たり前と思わず、感謝して自分の出来る社会貢献はしていかなければならない。大したことはできないが、小さくても自分の役割を果たすためにも、自分の心が安定し、笑顔で元気に生活していかなければならない。

 そのためにも、どう考えて、どう行動するのがいいかを学んで、これが良いなと思うことを見つけたらこのブログなどで自他へ発信しているのだが。

 今の生活を当たり前と思わず、過去の大変な時代や現在でも戦争や紛争中の国や地域があるコトにも思いを馳せ、現在への感謝と自分が出来ることについて考え行動する、これも日々を前向きに生きる上で大切なことだと思う。

 ☆地元お寺で和尚様の御読経を聞きながら平和の大事さについて考えた地域慰霊祭。

Dr.1733 大きな力頼み(9月23日)

 不安にかられた時はどうしていますか。ドクターの場合はこの前お話ししたプラスを見るということとに加えて、神頼みと言うのか自分を支えてくださっている大きな力に頼る(信頼する、お願いする)ということをやっている。

 自分が今ここに生きているというのは、自分の力だけでなく、人知を超えた大きな力と言うのか、さまざまな諸要因(偶然)の組み合わせのお陰と思っている。それは縁起(ご縁)と言っても良く、ドクターのよく使う言葉では、「流れ」ということになる。

 今の自分を生かし、何らかの役割を勤めさせているのは「ご縁」や「流れ」のお陰で、その大きな力の意志で生かされ役割を頂いているのだから、自分が不安で潰れてしまわないようには配慮してくださっているはずだと信じ、「今、不安になってますから、元気が出るようによろしくお願いします」と言うような感じでお願いをする。

 こうしてこれまで生き、生かされてきた。これを「神頼み」「他力本願」「自己努力なし」というような言葉で非難されると困るのだが、言いたい人には言っていただくとして、自分としては「大きな力頼み」をした上で、自分にできる自分が最善と思うことを最大の力で(といっても自分流で)やってきたつもり。こうして不安が多い世の中を生きてきたような気がする。

 誰も内面の不安の克服の仕方など吐露する必要はないが、(自分も含めて)誰かのためになればと思い、敢えてここに記すところです。悩みやすい皆様、ご一緒に少しでも心が楽に元気が出る考え方を探っていきましょう。大丈夫、あなたの生は祝福されています、今まで生かされてきたのだから。

 ☆近くの畔で見たヒガンバナ。今年は背が長いようです。生きてるといろんな年があります。面白いことにも出会えます。

Dr.1732 プラスを見る(9月22日)

 毎日を生きていると、嫌なこととかマイナスな出来事が気にかかる。多分、マイナスなことと同じぐらいプラスなこともあると思うけど、プラスなことや当たり前にできることは見落としがちで、マイナスなことばかりが気になってくる。

 自然界を生きる動物としては、マイナス面が命取りになるので、最悪を想定して行動することが生き延びることに繋がることもあって、マイナスに意識を向けることが本能的になっていると考える。

 文明の進んだ現代では、自然界的・物理的な危険より、精神的な危険の方が要注意だと思う。そういう意味で、本能的なマイナス面への意識を押さえて、意識的にプラス面を見て行くことが大事になってくる。

 そんな理屈も踏まえて、マイナス心配要素は敢えて脇に置き、プラス面を探すと、例えばこんな感じです。昨夜寝る前に腰に張った張り薬が効いて腰の痛みがマシになった。腰が痛くない人には当たり前の、洗面台で前かがみになって顔を洗うなどが腰が痛くて出来にくかったのが、だいぶ楽にできるようになった。

 腰痛の軽減など大したことでないと思う人もあるかもしれないけど、腰痛経験者にとってはこの痛みが和らぐことの嬉しさを理解してもらえるだろう。

 そんな感じで、これ以降も敢えて小さくてもプラス面を見て、心のテンションを上向きに向けて行きたいと思います。良かったらご一緒に小さなプラスを見る生活始めませんか。

 ☆これもよく見る庭から山すその景色ですけど、敢えてプラス視点で見れば、いいもんですよね。

Dr.1731 勢い(9月21日)

 市議会の一般質問で答弁した。特に学校の統廃合に関する議論で白熱した。人口減の現状から、今後を見越して学校園の統廃合計画を作れという議員に対して、地域や保護者からそういう声がない時に行政が一方的に計画を作るのは混乱を招くというのが市長や私の考えだ。

 小規模・少人数な学校が増えているのは全国的な傾向で、国や県も適正配置の手引きをつくっている。そこには、小規模少人数の学校のメリット・デメリット、デメリットを解消する対応策などが整理されている。今更同じような議論をする必要もないし、丹波篠山市においても10数年前に議論して答申が出ている。

 事あるごとに現場を見るドクターの思いとしては、今一クラス平均20人ほどで10名前後のクラスも多いが、一人一人を丁寧に見るという点において少人数は適しているし、多様な意見や人間関係が不足するというデメリットのへの対処は、ICT端末を使ったり、異学年交流や近隣校との交流(スクールブリッジ)、地元の方との交流などで結構カバーできていると思っている。

 将来統合の話が出て来た場合には、近年の統合の実績(10数年で3つ)を生かして、スムーズに進められると思っている。それまでは小規模・少人数を活かして、地元の子どもたち一人一人全員の力を伸ばしたい。

 そんな思いを、理路整然とはとてもいかないが、熱い思いのまま勢いで語らせてもらった。大事なのは論争よりも、実際の子どもたちにとって良い環境を整えることだ。熱い思いは持ちながらも柔らかな頭で、具体策を進めて行きたい。

 あれつ、今回はもう一つの公式ブログのようなものになってしまいました。すみません、明日はも少し柔らかい話題にします。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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