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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1608 きょうよう(5月6日)

 定年後の元気な過ごし方で、「きょうよう」(教養と今日用があるの掛け言葉)と言うことがよく言われる。用があればいらない不安に頭を悩ますこともない。

 ドクターの連休は、主に百姓仕事に行事への顔出しなど用がいっぱいで、夕方には帰省中の息子と早めから一杯やるので毎日がやることいっぱいで、それはそれで忙しい(充実してるともいえるかもしれないが、充実感よりは慌ただしい感の方が大きいか)。

 充実にしても慌ただしいにしても、今日用があるのはありがたい。これが突如として全くやることが無くなったらと考えるだけでも怖ろしい。用事はやる気さえあれば作れるということは、退職後の奥さんの生活を見ていれば分かる。家の片付けや子どもの送迎などあるし、時には遠くまで教養講座を聞きに行ったりもして今日用をつくっている(教養も養っている)。

 結局、用をつくれるかどうかのやる気の維持が大事と言うことか。流れ派のドクターとしては、流れでやる事が決まっていく方がありがたい。特に切羽詰まってやりたいことがあるわけではない。これが問題なのだろうが、そうはいっても個人の性格にもよるので仕方ない面もある。

 突き詰めれば、用をするために生きているのか、何のために生きているのか、この答えを突き詰めるのが元だ。この答えを考えるのは一つの大きな用であることは間違いないのだが。果たしてこれだけでいいのか。もっとお気楽上機嫌な生き方はないのか。まあボチボチ考えて行きますわ。

 ☆田んぼ仕事と行事への参加で昨日は用が(いっぱい)ありました。今日用は分かりませんが昨日用はしっかりあった。多分今日も用はそれなりにあります。有難いことです。これが日々続けばいいんですね。

Dr.1607 何個かの試練(5月5日)

 昨日は朝早くから田植えをしたが、一日中何個も試練に会い、心がくじけそうになったが、何とか夕方には田植えが終了し、田植え機も洗えたので、結果オーライで、「神は乗り越えられない試練は与えない」というのが実感できた。

  結果オーライだったので、良い実感が出来たが、途中何個も試練と言うのかトラブルが続いて、正直その時には、「何でこんなにいろいろあるんですか、心がくじけそうです」と思っていた。

 まず田植え機のキーを入れたままにしていてバッテリーがあがってしまっていたので、作業小屋のコンセントからケーブルを繋いで何とか始動させた(始動できただけでも感謝しなければならないが)。

 その後田植え機の次のコースを示すマーカーが作動しなくなった(後から分かったことだが、バッテリーが弱ってくると作動しなくなるみたい)。これについては、もともとそんなにきっちり(奇麗に)植えるタイプではないので、マーカーなしで適当に植えたが、まあまあの出来でそんなに苦にはならなかった。

 その後田んぼの中を走っていて急にエンジンが止まった(これも止まった位置が畔の直ぐそばだったので後から考えたら、修理に近づきやすくて良かったのだが)。この時には農機具屋のおじさんが駆けつけてくれて(これも他の用事がなくて良かったのだが)、予備のバッテリーに交換してくれて何とか小一時間で作業を再開できた(作業中は直ぐには原因が分からず、その日の作業は無理かと思った時もあった)。

 その次には苗が足りないのが判明して、急遽連絡したらその日のうちに準備してやろうということで、息子に取りに行ってもらって、何とか苗が無くなる前に補給することができて、最後の田んぼまで植えることが出来た。これも、急な連絡に咄嗟に対応してもらえたから一日で終わったが、それが無理なら田植えが二日にわたるところだった。息子が手伝ってくれていなかったら、自分が取りに行かなければならなかったところで、そうなれば時間のロスが大きく、作業終了は大幅に遅れただろう。

 他のトラブルも一歩違えば重大事案(怪我・機械めり込み等)につながるようなことも何個かあった。

今こうして振り返ってみると、試練だらけと思っていたが、ちゃんといろんな人の助けがあること、トラブルでも致命的とまでは言えないこと等恵まれた恩恵も与えられており、それに気づきなさいということだったと分かった。

 これからも大きな力から与えられている恩恵に感謝しながら、自分の出来ることを精一杯やって行きたい。そんなに試練は与えていただかなくても感謝はしますので、試練はほどほどでお願いしますというのが正直なところだが、ドクターは試練がないと感謝を忘れてしまう大雑把なタイプなので、ちゃんと感謝は忘れないようにという思し召しなのだろう。

 今回、日頃の生活が如何に多くの人に助けられているかと言うことを特に肝に命じました。

 ☆今回試練続きで写真撮る余裕なかったので、前の写真ですけど、こんな感じで(服装はもう少し薄手)がんばりました。途中何度かめげそうでしたけど。

Dr.1606 健康寿命(5月3日)

 平均寿命は男で82歳、女で88歳ほどあるが、健康寿命となると男で73歳、女で76歳ぐらいだから、健康で日々を送れるのは、ドクターの場合もう10年もない。

 健康寿命が気になるのは、最近同年代もしくは少し若い世代に体調を崩して、受診や手術をする人を見聞きするからだ。「お大事にしてください」と言うと、「あなたも気を付けてください」と返される。

 体に気を付けると言っても、朝の菓子パンを止めてサンドイッチにしたぐらいで、相変わらず間食は多い。トレーニングはほぼ毎日やっているが、健康のためと言うより、美味しく一杯いただくためだ。お酒は毎日頂くが、その時にはお菓子のおつまみが欠かせなくなってきている。

 体調は長く立っていると腰が痛くなるぐらいだが、血圧をはじめ健康数値は要注意を超えている。致命的な支障が出ていないので、そのままにしているが、これで健康寿命に関心がある(健康寿命を延ばしたい)というのは笑止千万か。

 まあ、少しは気を付けながら(菓子パンをサンドイッチに替える等)、行けるところまで元気で行きたい。本当は行けるところを超えてどんどん先まで健康でいたいが、寿命もあることなので仕方がない。

 自分の力でどうしようもないことは受け入れる姿勢で生きているので、心と身体の健康は大事だから丁寧に対応しながらも、それでも受け入れなければならない変化は受け入れながら、その時できる最善のことに注力していく。そんな感じでしょうか。

 まあ皆さん、自分の体と心の健康に気を付けながらも、今日やるべきことに陽気に取り組んで行きましょう。

 ☆田園交響ホールの近くに鯉のぼりがあがっていました。そういえばこどもの日が近いです。ボチボチ行きたいけどバタバタしてます。ボチバタ、ドクター人生こんな感じで生きて行くんでしょうね。

Dr.1605 いま、ここを生きる(5月2日)

 将来のことが不安になったり、過去のことを後悔したりするのが人間だけど、今生かされていることを感謝して、「いま、ここ」を生きることが肝心だと教えてもらった。その通りだと思う。

 いろんなご縁でここを生きている自分としては、ここ(今置かれている環境)を生きるしかないし、それが大事でやりがいのあることだ。皆さん、今の状況・環境を精一杯生きましょう。

 といっても、無理をするのではなく、自分のペースで自分らしく、自分の良さを活かしてということを忘れないようにですけど。

 ここでも「にもかかわらず」の精神が生きてくると思います。「(心配や不安はある)にもかかわらず元気で明るく」「(嫌な事にも出会う)にもかかわらず上機嫌を保って楽しいことを思う(やる)」ということ。

 「にもかかわらず」は多少の無理を強いるようにも見えますけど、出来る範囲でいいし、だめならだめで、「(だめだったけど)にもかかわらず再挑戦」ということもありだから、「にもかかわらず」はチャレンジの精神を表しているともいえる。やっぱ今日も「にもかかわらず」の気持ちでボチボチ行きましょう。

 ☆この前泊ったホテルから見た朝日と朝の風景。いろいろあるにもかかわらず、こんな景色が見られる人生なかなかのものです。有難いことです。

 

Dr.1604 お陰(5月1日)

 ある集まりで急にスピーチを求められ、「いろんなお陰を頂いて今何とかやっている」みたいな話をさせてもらった。

 そうしたら、後で今の話の中に「お陰」という言葉が十何回も出てきましたよみたいなことを言われた。自分では意識してなかったが、自分が思っている以上に「お陰」を頼りにしていて、また信頼しているということだろう。

 本当に自分の人生は、ご縁とお陰で成り立っていると思っている。自力がないのかと聞かれたら、困ってしまうが、自力と思っているものも、自分の力だけで獲得したものではなく、親から譲り受けたものも含めて、いろんなお陰で身につき発揮できているものだと思っている。

 そういう意味では、自分の人生は、ご縁とお陰様で歩んできていると言っても良い。それが悪いことだと思わないし、それだからこそ謙虚にも自他的な言動(お陰様をお返しするという意味で)も出て来ると思うから。

 お陰とご縁で生かされている人生、いつまで生かされるかはわかりませんが(それもお任せするとして)、生きている間は、感謝とお返しの気持ちを忘れず、自分にできる精一杯のことをさせてもらいたい。ただ、気負い過ぎず、自然体と陽気さと明るく元気を忘れないように、ボチボチ行きたいと思います。皆様ご一緒にボチボチ行きましょう。

 ☆高校生の野球の試合も見させてもらいました。お陰様で、子どもたちの元気に触れさせてもらいました。ありがとうございました。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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