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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1014 約束(7月21日)

よくモノを忘れるようになったので、できるだけ覚えている間に何でもやってしまうようにしている。

 約束というのも、忘れてはいけないことだと思うが、これも忘れることがある。約束にもいろいろあって、忘れていい約束と忘れてはいけない約束があるようにも思う。

 忘れていい約束と言うのは、約束は大事なものなので忘れない方が良いのは言うまでもないが、物忘れや所用や何やかやで忘れてしまっても取り返しができるものといった意味だ。

 この前うろうろしていて、児童クラブに来ている小学生と市が作った「市の鳥カンバッチ」を見せあい、「これ大事にしてずっとつけといてや」と言ったら、「つけとくから明日も見に来てや」と言われた。「分かった見に来るわ」と軽い返事をしてしまったが、これは大事な約束だと思った。

 「大人も言ったことは守る」ということを知らせるためにも、これは忘れてはいけない約束と思い、翌日バッチをつけて児童クラブを訪ねた。その子は勿論バッチのことを覚えていて、バッチををつけて出てきて、昨日約束して帰った変なおじさんが約束守って会いに来てくれたと(想像ですけど)喜んでくれた。

 「約束守もれて良かった」と安堵していたら、友達も出てきて「僕もつけてくるから明日も来てや」という。

 さてさてこれはどうしたものかと思いながらも、ちょっと楽しみでもある。

 ☆丹波篠山市が作った「カワセミ ツバメの市の鳥カンバッチ」 子どもとの約束は大事と思うドクター。

Dr.1013 自己肯定感(7月20日)

 日本人の自己肯定感は諸外国より格段に低いと言われる。謙虚な人柄が多いからと思われるが、極端に低いと自信喪失というのか自己卑下というのか生きにくくなる。

 誰にも欠点はあるが一つでも自分に良い所があるとそれを伸ばす。その良い所も他人と比べる必要はない。自分が自分で勝手に自分の優れている所と思っていれば良い。

 ドクターも落ち込みやすい面はあるが、ちょっと上手く行くとすぐ調子に乗るという特技がある。調子に乗るというのは特技だと自分では思っている。

 この間もある手紙を書いたのだが、それが結構上手く書けたと自画自賛した。この自画自賛も自信に繋がり生き易さに繋がる。自信過剰で不遜な態度を取るのはよくないが、心の内で密かな自画自賛から繋がる自信を持ち、自己肯定感や自尊感情を高く保つのは必要だ。人に迷惑をかけない限り、自分の中の「自分もなかなかやるな」感情を大事に、陽気に元気に生きて行こう。

 その方が周りの人にも良い影響を与えるはずです。

 ☆何をやっても賛否両論ある。この朝のごみ拾いの「否」は少ない。自信をもって続けたい、週に一回ですけど。

Dr.1012 腹八分(7月19日)

気が付いたらもう夏休みに入る週になっている。終業式や始業式、1学期や2学期というのは学校のことで、一般社会や農業などの分野ではあんまり学期や夏休みを意識するわけではないが、時の過ぎる速さは感じる。

 1学期を終わろうとしている今、どうだったでしょうか。私の場合は8割は満足、2割は思い通りにいかなかった感じです。でも考えて見ると、今までどこの職場でも10割満足と言うことはなかった。概ね7~8割良ければ良しではないでしょうか。

 6割でも良しが上回れば良しということもできる。食事でも腹八分が良いと言われるし、何事でもパーフェクトはないし、万が一あったとしても、もしそれを達成してしまったら後は減って行くだけのようにも思われる。

 流れ派としては、別に満点を目指している訳ではないが、それでも満足度は良いに越したことはない。

 しかしまあこれも満足度に一喜一憂せず、流れに任せることとしましょう。

 いろんな経験・職場を体験したので、まあこんなものかと言えるのかもしれない。まだまだ未知の領域も多いが、何とかやって行きたい。皆さんご一緒にぼちぼち行きましょう。

 ☆昔の写真ですけど、この時もまあまあでやってたように思います。立場はいろいろ変わりますけど、完璧満足はないですね。ぼちぼち行きます。

Dr.1011 休日の過ごし方(7月18日)

休日出勤や休みもとれずに働いている人もおられる中、休日を取らせていただいたが、この休日の過ごし方が結構難しい。

 何もしないでじっとしていればいい休日かといえばそうでもない。それなら趣味やレジャーでどこかへ出かければいいかと言うと、そんな趣味や付き合ってもらえる人を持たない身としては、これもなかなか難しい。

 仕事のある日はそれをしていればいいが、予定のない休日をどう過ごすかは自分の主体性、人生に対する姿勢が問われているようにも思われる。

 結局ドクターとしては、農作業の一日となったが、自然の中で鳥の鳴き声を聞きながら汗を流すのはそれはそれでいいものであり、作業が終わって行くのでそれなりの達成感もあり、一日の終わりの一杯にも良い、その後の熟睡にもつながり、良いことづくめのようにも思われるが、これが毎日となるとどうだろうか。

 農作業の毎日を求めてやっている同級生もいるが、自分の場合は時折が良い。結局個人の好みと言うことだろうか。

 定年後の仕事はそんなに選択肢があるわけではなく、ここはやはりご縁と流れで回ってきたことをやって行くのが良い。それでも休日と言うのか自由な時間がある時どう過ごすのかは自分の生き方、大きく言えば人生そのものような気がする。

 そして、ドクターの場合は結局ここでもその時の流れにまかすということになる。この流れで生きるということが、つまりは自分の人生・生き方なのだろうか。

 ☆先日の撮影でも何をやるかは行き当たりばったり流れ任せ。でもこの日に演武をやると決めたのは自分の意思のような気もするが、それも自然な流れでそう決まって行ったようにも思われる。

 結局、どう休日を過ごすか、どう毎日を過ごすか、どう生きるか、全て流れに任せて安心して進んで行こう。

Dr.1010 無用の用を説く(7月17日)

丹波篠山市がホストタウンになっているパラリンピック柔道選手、プエルトリコのルイス選手を応援する動画を取るため、篠山城址で大書院をバックに空手と舞とヌンチャクを披露した。

 空手も舞もヌンチャクも長らくやっていないが、少しでも日本らしいもので応援したいという気持ちでやったが、どれも切れは今一つだが、そこそこは見られる出来だったと自己満足した。自己満足は得意とするところだ。

 撮影スタッフやら担当部署やらの人に付き合っていただいたが、その中に今年市役所に入ったF君がいたので、写真係をお願いするとともに「無用の用」について一説ぶった。

 「若い時はそれが何かの役に立つからやる役に立たないものはやらないみたいな狭い考えではなく、何の役に立たなくても、ただやりたいからやる、面白そうだからやってみるということがあって良い」

 「今回の私の空手も舞もヌンチャクも、こうしたことに使おうと思ってやって来たわけではないが、これまでから折に触れていろんな場面で役に立ってきた。君もやりたいことをどんどんやったらいい」

 こんなことを得意げに語ったが、彼の頭には「無用の用」より、「上司の得意げな話には愛想笑いで付き合わなければならない」とか、「年齢がいったら若手に好きなことが言える」とかの教訓が残ったかもしれない。

 ともかく人生何が役に立つかどうか、どう転ぶかどうか分からないし、思い通りには行かないけどなるようにはなるみたいなことを学んでいる。また機会があれば若手に話したいが、迷惑かもしれない。

 ☆城跡での動画撮影。「何事にも精一杯、楽しんでやる」こんなことも感じてもらえればうれしいな。ともかく自分としては面白かったです、機会を与えてくださりありがとうございました。

 

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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