ささやま冒険教育

お問い合わせ

Sasayama Adventure Project

丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.449 組織と個人(9月13日)

2年前ドクターが勤めていた組織(三田S高校)に久しぶりによってみた。生徒には会わなかったが、事務室や校内で見かける職員には知らない人も結構増えていた。在職時には「自分がこの学校(組織)を背負ってやっている。自分がいなければこの学校(組織)はどうなってしまうか分からない」というような意気込みでいたが、ドクターがいなくてもちゃんと学校は回っていた。そりゃ校風や内部の決まり事などは変わっただろうが、今は今で独自の在り方で厳然と成り立っている。組織は強い。1次的に個性の強い人がいて、この人がいなくなればこの組織は回らないだろうなどと思うようなことがあっても、その人がいないならいないなりにやっていけるものだ。その時その組織に存在する人たちでやっていくしかないし、又やっていけるものだ。少しさびしさはあるが、久しぶりの訪問で世の中の厳しい現実を再確認できた点は良かった。また一方、自分が属する組織は変わっても(転勤など)、活き活き働いている人にも出会った。個人に力や魅力あれば、どこに行っても(どの組織に属しても)その人らしく活躍できるのだ。こうなると自分の力(魅力)を磨くしかないが、そうがんばって磨けない人はどうしたら良いのだろう。ここはドクターが再三言ってるように流れに任せて、今自分に出来ること(回ってきたこと)を背一杯やるしかないし、それで十分だし、それでいいんじゃないでしょうか。
 ☆かつて自分がいた場所(組織)に立ち、組織と個人の厳粛な在り方について思いを巡らせるドクター。厳粛に考えるのは自由だが、まあ自分が出来ることを自分のペースでぼつぼつやるしかないか。

Dr.448 ざっとした指導(9月12日)

三田市内のT小学校5年生の仲間づくりとチャレンジをテーマとする冒険指導を行った。例年では考えられない熱さと時間的な短さ(45分)と参加者の多さ(保護者も併せて60人余)でざっとした指導になってしまった。活動時間も参加者数も事前に聞いていたので、その準備をしっかりしていなかった指導者(ドクター)のせいで、ざっとした指導の言い訳にはならない。ドクターの考えるきめ細かな指導と言うのは、活動に入る前にしっかり丁寧に説明して、予定通りに実施して、実施後に振り返りや活動の意図の説明を行うというものだが、今回は暑さのために長い説明は省いて直ぐに活動に移り、わちゃわちゃ活動した後振り返りも活動意図の解説もなく次の活動に入って終わりと言う感じになった。でも子どもたちはそれなりに楽しんで元気に活動してくれ、保護者の方もその様子を見たり時々参加してくださったりでよくがんばってくださっていた。ドクターが一番残念に思っているのは、自分がなぜこの活動を選んだかと言う意図を得意げに説明する時間を持てなかったことかもしれない。でもようく考えて見ると、こういう体験活動では指導者がしゃべりすぎるのは良くない。体験から何を学ぶかは参加者にかかっている。これを指導者が得意げに解説すると、指導者は満足かもしれないが、参加者の学びを奪ってしまうことになる。そういう意味では今回のざっとした指導は良かったのかもしれない。これはこれでざっとした指導の言い訳をしているようでもあるが、考えて見ると熱かろうが涼しかろうがドクターの指導はいつもざっとしたものだった。
 ☆ある大学に行った時の事務のお姉さんが素敵だったので一緒に写真を撮らせてもらいました。こんなざっとした説明でいいんでしょうか。

Dr.447 当たり前が無くなると(9月11日)

夜中に急にエアコンが効かなくなって熱くて目が覚めた。この頃夜は結構涼しくなるが、ドクター部屋(二階)は日中の熱気が溜まって寝付けないのでエアコン26度設定で寝て途中で窓を開けるのも面倒なのでそのまま朝までエアコンの中で快眠と言うのが最近のパターンだったが、昨夜はエアコンの電源は入っているのに冷気が止まってしまったのだ。こんな熱さでは寝られない。次の日は大切な冒険指導が入っているのに寝不足では良い指導が出来ない。どうしよう。焦れば焦るほど目が冴えてくる。これまではエアコンが動くのが当たり前で、その冷風の中でスヤスヤ安眠させてもらっていたのに、エアコンが効かないという当たり前が一つ崩れただけで、仕事も健康も生活もボロボロになることが分かった。これまで当たり前と思って気にも留めなかったことの中にどれほど有難いことが含まれていたことか。身体が動く、痛い所がない、夜寝られる、家族が元気でいる、今日やることがある等当たり前と思っていたことがどれだけ貴重なことだったことか。今回当たり前の一つ(エアコンを使い時にはエアコンが効く)を無くしただけで大パニックとなり、その教訓から他の当たり前も当たり前のことではないことを痛感した。これからは特別なトラブルがなくても普段自分にとって当たり前と思っていることに感謝しよう。これは貴重な教訓を得た書き留めておかなければ等と考えていると余計に眠れなくなってきた。部屋を替わろうかとも考えたがそれでは家族を起こしてしまう。しかたがないので両側の窓を開けて寝たらエアコンをかけてるより涼しくいつの間にか朝になっていた。朝になって冷静にエアコン説明書などでチェックしてみると外気が冷えている場合にはエアコンが効かないことがあることが分かった。故障かどうかのチェックには設定温度を20度以下に下げて機械が動いているかどうかをみればいいと言う。言う通りにしてみれば今エアコンは動き出した。お騒がせいたしました。
 ☆冒険指導に行くたびに「私の写っている写真があったら1~2枚送ってください」とお願いしていたら、各関係者の皆様が写真を送ってくださる。決して当たり前のことではない、感謝を忘れないようにしたい。写真はこの前のY幼稚園のものです。園長先生ありがとうございました。

Dr.446 いろいろな仕事(9月10日)

第2の人生(定年後)では、第1の人生(現職)のように1日8時間週5日のような重い働き方でなく、週3日・1日4時間のような部分的な仕事をいろいろ組み合わせるのが良い。そして地域の役やボランティア、トレーニング、読書なども仕事(自分の心身を充実させるのに必要なやらなければならないこと)と考えて取り組むのが良い(丹吉師曰く)。これまでの農作業(稲の刈り取りを中心とする)を中心とする仕事から一変して、昨日は法務局で登記簿謄本をとる(受付をしてから書類が出てくるまで待つ)という仕事を行った。百姓仕事が「動」なら、この仕事はただひたすら椅子に座って待つという「静」だ。2時間近く待つという、これはこれで結構大変な仕事だが、毎日でないのでたまになら耐えられる。丹吉師が言われる「定年後は(短く)いろんな仕事をした方がいい」というのは、第2の人生では第1の人生と同じような生活のためお金のための仕事(働き方)だけでなく、自分の興味や関心と世間からの要請に応じて多彩な働き方(+少しは生活のためにお金を稼ぐ仕事も)をした方が毎日が充実するから良いという意味だと思うが、(お金の稼げる)仕事の選択肢が狭まる第2の人生では大変な(面白くない)仕事も時にはしなくてはならないので、そういう意味でも一つの仕事が長くない方が良いというう意味もあったのかと、改めて丹吉師の慧眼に恐れ入った。
 ☆1時間以上ただ座って待つという仕事にちょっと飽いてきたドクター。この仕事も含めていろんな仕事が変わるのが飽き性には丁度良い。

Dr.445 ヤッターマン(9月9日)

これまでにも何度か「ヤッターマン」をブログタイトルに使ったと思うが何回目かは当然ながら覚えていない。もたもたしていると今回何故このタイトルにしようかと思ったのかさへ忘れるところだ。かろうじて思い出したところによれば、今回の「ヤッター」と叫びたい出来事は、全ての田んぼの稲刈りが何とか終わったということだ。新品コンバインのにえこみ、故障から、軽トラックのにえこみまで試練続きだったが、昨日何とか今年の刈り取りを終えることが出来たのだ。ドクターが数少ない講演でよく話す「教育にしろ人生にしろ思い通りの事(ベスト)がいつもできるわけでないので、諸条件・環境が許す範囲で出来るだけの事(言わばその時点でのベター)をやるしかない」の通り、今回の稲刈り・脱粒作業でも田んぼ状況や機械の調子によって予定していたベストの段取りではなかったが、許される範囲で作業を進め何とか刈り入れを終わらせることが出来た。農機具センターの職員の方をはじめ、ドクターのコンバインや軽トラを引き上げてくださった近所の皆さんをはじめ多くの皆さんのお世話になりようやく「ヤッター」が叫べれる日が来たのだ。皆さん本当にありがとうございました。これからも出荷した米の等級等(1等・2等・3等などとあって等級によって値段が違う。等外だと米を受け取ってもらえない)気になることはあるが、状況や流れに応じて出来ることをするしかないという今回の教訓を生かし、たんたんと状況に対応していきます。
 ☆全ての稲刈りを終わり洗車したコンバインをねぎらうドクター。調子に乗ってコンバインの中まで洗ってしまったので、ふたを開けて乾かさなければならなくなってしまっている。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

  • アーカイブ

  • New

    2024年3月29日
    Dr.1908 感謝(3月29日)
    2024年3月28日
    Dr.1907 とらわれない力(3月28日)
    2024年3月27日
    Dr.1906 送別会(3月27日)
  • ページのトップへ戻る