Dr.990 甘辛授業(6月24日)
市内S高校1年生の「地域探求」授業に市役所職員が講師として招かれたのに便乗して参加してきた。テーマごとに各課の職員が選ばれたが、ドクターが参加したのは「教育2」のテーマを選んだ班の授業。
13名の生徒たちはさらに4つほどのグループに分かれて、「S高校の活性化や魅力」「校則」「テスト」などについて今後探求を深めていくらしい。
全体的な「丹波篠山市の教育」や、今やっている「丹波篠山の学校へ行こう2022」キャンペーンなどについて説明した後、同行してもらった昨年S高校を卒業して今本市役所職員のF君に後輩たちへのメッセージを語ってもらった。
高校生に話すのは好きだし楽しみにしていた時間だったが、自分としては今一つの出来だった。この頃、急に言われて高校生や小学生の前で話してそこそこ受けたので油断があったのか、高校生の気持ちをつかみきれなかった。
でも考えて見ると、昔毎日授業していた時は毎回うまく子どもの心がつかめた訳ではない。上手く行った時もあれば、大概は「そこそこ」だった。
この頃も人前で話す機会が増えて、「そこそこ」聞いてもらえるのが常態で、たまに上手く聞いてもらえれば良しとする状況に慣れなければいけないと反省した。毎回ヒットを期待してはいけない、と自分に納得させる。
それにしても、最後にあった生徒達の質問に対するドクター答えは情けなかった。
質問1「S高校の昔と今はどう違いますか」
答え「S高校は、有名大学へ進学する人から、やんちゃな世界で生きる人までいろんな人がいるのがいい所です」
質問2「高校にテストはいると思いますか」
答え「自分がテストの意味を感じて主体的に受けるなら良いことです」
質問3「教育長の給料はいくらですか」
答え「十分です」
これでは全然答えになっていない。
「この程度の答えしかようしない人(ドクターのこと)でも楽しそうに暮らしている」と思ってもらえたり、
役所勤めで緊張の続く新人職員を現場からちょっとの間解放したことぐらいが成果かもしれない。
☆今回の授業、自己採点60点。精一杯はやったんやけど、ごめんね高校生。今度は挽回するから。次があったらやけど( ^ω^)・・・