Dr.878 成人の方へ(1月11日)
本日成人式を迎える方へ、というのかいつものように人にも言うけど自分にも言うという感じで、人生について思いつくことを言います。ドクター人生の大部分を占めるのは教員としての勤務だが、教員が自分に向いていたかどうかは確信がない。自分としては子ども達と関わることは楽しかったし、一部の生徒たちは慕ってくれたので、完全に間違った選択ということはないだろうと思うが、自分の人生にはこれが一番合ってたかというと分からない。一部の特別な才能を持った人以外の人の人生は大方こんなものだろう。一番や2番目に向いた職業でないにしても、人は何かしらの仕事に就いて生計を立てなければならず、特別不向きな分野でなければ人生のこの頃(成人式頃)に出会った選択肢の中から選ぶのでいい。最初の仕事から転職したり徐々に変質したりする。ドクターの場合は高校勤務から教育委員会転出であったり、冒険教育との出会いだったり、管理職としての勤務だったりした。いずれも面白かった(この辺りから「流れ」に任せていれば結構面白い人生が展開するという価値観が来ているのかもしれない)が、それなりにしんどいことも多少はあった。そんな仕事もいずれ終わりが来て、フルタイム勤務が終わってからの生き方がテーマとなる。こんな感じで人生は展開していくので、新成人の方には、絶対唯一の自分の道探しなどと気張らず、淡々と、ただそれなりに打ち込んで、自分の人生の展開を楽しんで行ってほしい。どう展開しても、人生なるようになるし、なるようにしかならない。
☆天気が良ければ田んぼ仕事、天気が悪ければ読書やデスクワーク、状況(流れ・環境)に応じて時の過ごし方(1日~人生)を合わせていけば良い。

