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Dr.765 専門家の意見(9月8日)

この8月から実施されているマイ助産師制度の状況を聞きに、丹南健康福祉センターのマイ助産師ステーションを尋ねて、担当の助産師さんから8月の利用状況や利用者の感想などをお聞きすることができた。8月の母子手帳を受け取りに来られた妊婦自体が少なく(20名弱)、4回の産前産後助産師ケアを受けられた方に実施するアンケート自体3名分でまだまだ市民全体の意見とは言えないが、これまでのところは概ね好評のようだ。その際にかねてより意見のあった「産前3回産後1回」の相談回数を、産後の方を多くすることが出来ないか等について聞いてみた。産後の方が心配事が多いというお母さん方の意見を受けてのことだ。すると助産師さんがおっしゃるには、「産前の相談や指導をきちんとやれば、その後の出産・産後は不安なく送れるはず。産後は授乳や乳児への対応で母子ともに余裕がなくゆっくり相談に応じる時間がない。特に必要な方についてはマイ助産師ケア以外にも回数の制限なく相談に乗れる体制もある」というようなことだった。産後の相談回数の方を多くしてほしいというお母さんの意見はあるが、専門家としては産前の相談をきちんと行いたいということのようだ。今回のコロナ対策にしても専門家の意見は大切だが、学校の一斉休校など実際の具体策決定には賛否両論あるので、最終的には政治家が判断し責任を取らなければならないという新聞報道を見た。本市の助産師による産前産後ケアについてもいろんな意見がある中、専門家の意見を大事にしながら、政治家としてしっかり判断しなければならないと思った。

 ☆マイ助産師ステーション前で担当の助産師さん2名と。1名は中で妊婦さんに対応されていた。この制度もきっかけになって、本市の出産数が増えてほしい。

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