Dr.743 市職員の力(8月7日)
産業建設常任委員会で市の施策の評価や補正予算の審議を行った。説明や現地踏査の案内を市職員の方がやってくださったが、どなたも担当分野のスペシャリストで、説明はよどみないし、何を聞いても答えられる。単に今取り組んでいる業務を説明するだけでなく、その業務がなぜ必要なのか、その業務と市の課題解決の関係など大所高所の視点も持っておられる。すごい人たちだ。こんな人たちを前にして、この人たちが取り組んだ事業をその事業には素人の一議員(素人なのはドクターだけかもしれない)が評価するのはなかなか難しい。利点があるとすれば、専門家はどっぷりその世界に入っているので、なかなか自分の言る世界を客観的に外から見ることが出来ない。素人感覚のドクター議員は何も先入観がないのでただ単純に疑問に思ったことを口にすることが出来る。例えば篠山城跡に通じる大手線の無電柱化については、「電柱が無くなってスッキリしたけど、ついでに城跡前の木を切ればもっとお城が見やすくなったのに」(実際には木を伐りすぎるのに反対の人もいて調整が大変だったらしい)、下水道施設の集約化で使わなくなった施設の跡地利用については、「地域の必要な人に売却して市の財源にすれば」(実際には法律の適用があって売れないらしい)。こんな感じでいろいろと勉強中です。
☆無電柱化を踏査中です。

