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Sasayama Adventure Project

Dr.60 ピークはいつ (6月13日)

冒険指導の最後にその日のピークが来て、達成感で気持ちよく終われるのが理想だが、思い通り行かないのは人生と同じだ。冒険指導だけ思い通り行くはずがない。どの活動(エレメント・アクティビティ)でピークになるのかはグループやこちらの状況によって異なり、いつもうまく終わりにピークの活動を持ってこよう計画するが難しい。今回も雨で午前中は青少年宿泊棟実施という悪条件だったが、「靴の斜塔」(靴or足を重ねて、ある一定の高さまで積み上げるというアクティビティ:今回は見学に来られた校長先生の頭を超すというのが課題だ)では、宿泊棟ならではの階段を使ってうまく解決していた。早い段階で小ピークが来た。そのあとに人から勧められてやっている「だるまさんが転んだ」(鬼が目を閉じて数えている間に、人形を最初の場所から目標の場所へ移動する。途中鬼に誰がその人形を持っているか当てられてはいけない活動)が受けて、自分たちで交代で鬼をして盛り上がり、その後の休憩でも物や帽子やフリースボールなどを使った遊びを自分たちで考えて大盛り上がりだった。この時点で一つのピークが来た。こんなにピークがよく来るグループなら、午後に戸外でエレメントが使えれば指導は楽勝だと思ったのが油断の始まりで、その後なかなかピークが来ずあせったが、最後は強引にウォール(全員で4mの壁を超えるという活動)でピークにもっていった。人生でもピークがいつくるか、そもそも自分の人生のピークなど最後(死ぬ)まで分からない。人生を振り返ってのピークは最後にならないと分からないかもしれないが、毎日・毎時間をピークにするつもりで生きていきたい。それといつでもある程度のピークを引き出せる、冒険教育のウォールのような強力な武器が人生にも欲しい。

☆人生でもグループ指導でも最初から飛ばしてピークが来るのがドクター流。その後停滞するのもいつものことだから気にしない。勝負は最後にもう一度ピークを呼び寄せられるかどうかだ。

 

 

 

☆いつもある程度のピークは引き出させる強力なパワーを持ったエレメント「ウォール」。人生にもこのウォールのような、いつでもピークに持ち込める強力な武器が欲しいと思うが、多分それは自分で見つけるられなければいけないのだろう。

 

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