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Dr.453 来年は良い年やで(9月18日)

今年の稲刈りは田んぼがぬかるんでいて、コンバイン(稲刈り機)が思うように動かずどの農家も苦労されている。勿論、軟弱農家のドクターも率先して苦労した。そんな中、村の人と話していると一人の人が、「今年は大変やったけど、来年は良い年やで。百姓の知恵や」とおっしゃった。これまでの経験から同じような気象状況が連続することはないから言われているのかと思ったらそうではなくて、何の根拠もないけど調子の悪い年が毎年続くかもしれないと思ったらしんどくてやっていけないので、次の年は良い年になると信じ込むのだという。わざと楽天的に考えて精神の安定を図るということが百姓の知恵だという。その人は夜寝るときにも「今日も一日いろいろあったけど、こうして布団に入って寝ることが出来る。明日はきっと良い日になるぞ」と思って休み、朝起きた時には「今日もきっと良い日になる」と思って1日を始められるという。定年後に子どもも巣立っていれば、毎日の生活は贅沢をしなければ何とかなる。ワゴンタイプの軽自動車で寝泊まりしながら、自分の興味のある土地を旅したりするとも言われる。意識的な楽天思考といい、趣味を生かした生活といい、身近なところに定年後生活の達人がいた。見習うべきところは見習いながら、ドクター流の過ごし方を見つけたい。道はもう少しのような気もするし、遥か先のような気もする。ぼつぼつ行くしかない。
 ☆快適な定年後生活に思いを巡らしながらも、とりあえずは今日しなければならないことをするということで、収穫したコメを農協まで運びました。結構幸せかも。

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